みなさんこんにちは!こはるです。
みなさんが新しいメガネを作るとき、何を一番重視するでしょうか。
きっと「自分に似合うフレーム」や「快適なかけ心地」と答える方が多いと思います。
「レンズなんて透明だし、どれを選んでもそんなに違わないでしょ?」
……なんて思っていませんか?実はそれ、大誤解です!!!
透明だからこそ違いが分かりにくいメガネレンズですが、東海光学には近視・遠視用の「単焦点レンズ」から老眼用の「多焦点レンズ」まで、なんと40種類以上の商品があります。
・「遠近両用」と「中近両用」って何が違うの?
・店頭でよく見かける「薄型非球面」ってなに?
・店員さんに勧められる「1.60」や「1.76」って何の数字?
今お使いのメガネに「なんだか見づらい」「重くて疲れる」といった不便を感じているなら、レンズの種類や設計を見直すだけでお悩みがスッキリ解決するかもしれません。
この記事では、メガネレンズの専門家としての視点から、意外と知らないメガネレンズの種類や違いを分かりやすくご紹介します!
そもそも近視や老眼ってなに❓という方は、こちらのブログをチェック👀✨
メガネレンズの種類
メガネレンズには、大きく分けて2種類あります。
単焦点レンズ(1つの距離にピントを合わせる)
近視、遠視、乱視、手元用(老眼鏡)に用いられ、
「単」という文字が入っている通り1つの焦点に合うよう作られているレンズです。
老眼鏡としてお使いの場合は、手元ははっきり見えるけれど
少し離れた距離になるとピントが合わなくなるため、掛け替えが必要となります。
多焦点レンズ(複数の距離にピントを合わせる)
多焦点レンズには2種類あり、「二重焦点レンズ(バイフォーカル)」と「累進レンズ」に分かれます。
それぞれのメリット、デメリットはこんな感じです👇
◆二重焦点レンズ(バイフォーカル)
💖メリット
・遠くと近くの見たいものがハッキリ見える
・レンズ周辺部の歪みが少ない
💔デメリット
・近く用のレンズが付いている境目が見えづらい
・中間の距離を見る場所がないため中間距離がよく見えない
・見た目で老眼用だと分かる
◆累進レンズ
💖メリット
・視線を移動することで遠く、中間、近くの距離が見える
・見た目で老眼用だと分かりにくい
💔デメリット
・タイプやグレードによっては、レンズ周辺部にユレ・歪みを感じ慣れにくい場合がある
老眼用のメガネというと二重焦点レンズをイメージされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現在は1枚のレンズの中で、遠くから近くまで度数が段階的に連続して変化する累進レンズが主流です。
一般的に”境目のない遠近両用レンズ”といわれる種類ですね。
「見た目で老眼用のメガネとまわりに気付かれそう・・・😕」という心配は無用です✨
ところで「累進レンズのメガネは大きくないといけない」「好きなフレームが選べない」と聞いたことはありませんか❓
確かに、1枚のレンズの中で度数が変わる累進レンズは、フレームの上下に幅があれば度数の変化は緩やかになるため、歪みなどを感じにくくできるメリットがあります。
でも、メガネレンズを作る技術は日々進化しているので、極端に小さいフレームでない限り大丈夫❗
たくさんのフレームの中からご自身に合ったものが選べますよ。
ライフスタイルに合わせて選ぶ「累進レンズの種類」
更に、一言で「累進レンズ」と言ってもタイプによって使い方は様々。
見たいものやライフスタイルによって使い分けることが、快適な「視生活」を送る秘訣です❗
ご自身の生活に近いのは、どのタイプでしょうか❓
デイリーシーンにおすすめ「遠近両用」

遠くから、手元まで広い範囲を見ることができるオールマイティな累進レンズ。
仕事や外出で車の運転をする方で、室内にいる人の顔やスマホの画面など
見たい距離が広範囲にわたる方におすすめのタイプです。
ただし、見える距離が広い分、中間や近くは見やすい範囲が狭くなります。
室内での利用に最適な「中近両用」

オフィスで仕事をする際や、家の中など室内での利用に最適なのが中近両用。
中間距離や手元を見る範囲が広いので、デスクワークや趣味などで手元を広く使いたい、
ちょっと離れたテレビや部屋にいる家族の顔もよく見たいという方には、このタイプがおすすめ。
ただし、遠くを見る範囲が制限されるため、車など乗り物の運転は決して行わないでください。
パソコンなどのデスクワーク用なら「近用ワイドビジョン」

座ってパソコンや書き物をする際、手元を見やすくしたい!という方には近用ワイドビジョンがおすすめ。
市販されている単焦点の老眼鏡だと、「手元は見えても少し先のパソコンは見づらい」というように見える範囲が限定されますが、近用ワイドビジョンなら見える範囲が広く、机の上全体を見まわせるので長時間作業でも快適です。
累進レンズを使うシーンによって掛け替えるとさらに快適に!
車で出かける時には「遠近両用」、家に帰ってきたら「中近両用」と、使うシーンによって掛け替えをするのが「快適な視生活」の秘訣です👀✨
「メガネを掛け変えるのが面倒くさい」という声も聞こえてきそうですが・・・😅
数秒の面倒を我慢すれば、それから数時間の生活が快適になりますよ✨
現在累進レンズをお使いの方で、何か不便を感じているようならご自身のライフスタイルとお使いのタイプが合っているか、ぜひ確かめてみてくださいね😊
累進レンズの話が長くなってしまいましたが、まだまだ続きます❗
意外と奥が深いんです、メガネレンズ👓✨
見え心地を左右する「レンズの設計(球面・非球面)」
次にメガネレンズには、
球面、外面非球面、内面非球面、両面非球面という設計の違いがあります。
| レンズ設計 | 球面 | 外面非球面 | 内面非球面 | 両面非球面 |
| 見え方 イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 光学性能 | ★ | ★★ | ★★★ | ★★★★ |
| 薄さ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
「見え方イメージ」のグレーになっている箇所は「収差」といい、見え方に違和感(歪み)を感じる部分です。
メガネレンズは中心が一番よく見えるよう設計されているため、球面レンズではレンズの中心から離れるにつれ、見え方に違和感を感じる部分が多くなります。
「メガネを掛けると視界が歪む」という経験のある方、多いのではないでしょうか❓
両面非球面レンズでは鮮明に見える範囲が格段に広くなっています。
これまで「メガネは視界が歪むから苦手・・・」と思っていた方も、
レンズ設計を見直すことで快適さがアップすることもありますよ😄
レンズの厚みを決める「屈折率」
メガネ屋さんなどで「1.60」「1.76」という数字を見たことがあるでしょうか。
これは「屈折率」という、光を曲げる力を表す数字で、同じ度数であれば数字が大きいほど屈折率が高い=薄いレンズが作れるということになります。
同じ度数でも、屈折率が違うと厚みがこんなに変わります❗

度数が強い方のお悩みと言えば「レンズが分厚い」ことではないでしょうか❓
そういった方は、高い屈折率を選ぶと厚みを抑えることができるのでおすすめです✨
ただし、屈折率が高ければ高いほどいい❗というわけでもなく、度数が強くない場合は高い屈折率のレンズにしても厚みがさほど変わりません。
また、素材ごとに「重み(比重)」「見え方のにじみ(アッベ数)」という特性も違うため、掛け心地や見え方の好みに合わせて最適な素材を選ぶのがポイントです。
強度近視のわたしの場合は、何よりも「薄さ」を重視したいので高い屈折率を選びますが、度数によって最適な素材は変わってきます。
目の健康ケアに役立つ「レンズ素材」
東海光学のプラスチックレンズ素材には、紫外線までをカットする通常素材と、目に有害なHEV※という光までをカットする素材「ルティーナ」の2種類があります。
「ルティーナ」は、紫外線カットをするだけではなく、目に有害なHEVという光をカットすることができる素材で、網膜の黄斑部にある「ルテイン」を保護するアイケアレンズです。
※HEV・・・High Energy Violet Light:400~420nm
(HEVはブルーライト波長域全てを示すものではありません。)
| 一般的なレンズを 装用した眼 | ルティーナを 装用し続けた眼 |
![]() | ![]() |
| 光(HEV)によって 酸化ストレスをうけ、 ルテイン劣化が起きやすい | 光(HEV)をカットすることで、 酸化ストレスを軽減し、 ルテインを保護 |
最近ではルテイン配合のサプリメントなどもよく見かけるようになり、目の健康意識が高まっていることを実感しています。
サプリメントで補うことも大事ですが、メガネを掛けるだけでルテインを保護できるってすごくないですか❓✨
目の健康に興味のある方にとってもおすすめのレンズです😊
自分にぴったりのレンズで快適な視生活を!
さて、今回は改めて「メガネレンズ」について詳しく説明いたしました。
透明なメガネレンズにも実は色々な種類があること、知っていただけましたか❓
レンズの厚み・かけ心地・見え心地など、メガネに重視するポイントは人それぞれ。
更には顔の形だって、ひとりひとり違います。
そういった細かい要望についても、相談に乗ってもらえるメガネ屋さんがいると安心ですね🍀
次回メガネを新調する際には、ぜひこのブログの内容を思い出してもらえたら嬉しいです🥰





