こんにちは!カズマです🦘
あんなに暑かったのに、気がつけばもうすっかり秋ですね🍁
今年は色々なイベントも目白押しですし、スポーツも含めやりたいことが多すぎて大忙しです。
秋はもの悲しいと言いますが、快適な気候と高い空を見るとやっぱりテンションが上がります⤴
ただ、この秋は例年より抜け毛が多い気がして、その点はもの悲しさを感じています⤵
きっと夏毛が冬毛に生え替わっているだけですよね…??🐕
さて、今回は東海光学本社がある岡崎市が取り組んでいる、『QURUWA(くるわ)戦略』の
お話をしたいと思います!
QURUWA戦略とは?
QURUWA戦略とは、
「RF地区内の豊富な公共空間を活用して、パブリックマインドを持つ民間を引き込む
公民連携プロジェクト(QURUWAプロジェクト)を実施することにより、その回遊を実現させ、
波及効果として、まちの活性化(暮らしの質の向上・エリアの価値向上)を図る戦略」です。
定義にすると難しく感じますが、要約すると、
『行政と民間が手を取り合ってトライして、街に変化をもたらすことで岡崎をもっと盛り上げる!』
という取り組みです☝
・RF地区とは?
乙川(おとがわ)リバーフロント地区の略称です。
市街を流れる乙川周辺にある、157haに及ぶ区域を指しています。
ここには岡崎のシンボルとも言える岡崎城や図書館、駅や公園といった公共施設が集中しており、
古くからの商店なども多くある、中心市街と言える区域です。
・なぜ「QURUWA」という名前なの?
河川沿いの緑地や駅、岡崎城などを結ぶ回遊動線が、かつての岡崎城の「総曲輪(そうぐるわ)」と
重なることと、この動線が「Q」の字に見えることもあり命名されました。
上図のオレンジの部分をよく見ると、Qに見えますよね!
岡崎城という重要な資産を活かした、見事な発想とネーミングだと思いませんか?☺
どんな取り組みをしているの?
Qの形をした主要回遊動線を7つのエリアに分け、それぞれに定義と具体的な将来像を整理し、
様々な取り組みを行っています。
例えば北西に位置する、図書館交流プラザ「りぶらエリア」。
ここは「まち暮らしの玄関口」と定義され、公共交通と駐車場が整備された交通結節点という
将来像があります。
実際、名古屋方面から国道1号線を通って来ると岡崎市街地の入り口に当たる場所です。
りぶらの前には大きな駐車場が完備されており、ここから岡崎城がある岡崎公園なども近いため
車で来られるみなさんの拠点にもなる場所となっています🏯
この辺りは昔、百貨店や郵便局、夏はプール・冬はスケートリンクになる大型スポーツ施設があり、
すごく賑わっていました👨👩👧👦。
ただ、百貨店の相次ぐ撤退やショッピングセンターの移転などで、一時期はとても寂しい状態に…。
それがいま、りぶらや大きな駐車場といった公的資産とともに、大きなマンションも立ち並び、
新たなお店も徐々に増え、魅力的な場所に変貌しているんです!
代表的なお店が「洋菓子店 LIFE」さん🍰
色鮮やかで映えまくるホールケーキはもとより、カヌレを始め焼き菓子も絶品♪
おしゃれで都会的な存在感は、このエリアの雰囲気を引き上げてくれているようにさえ感じます。
もう一つ、りぶらエリアから東に向かっていくと、「籠田(かごだ)公園西エリア」に差し掛かります。
ここは、QURUWA戦略をすごく体現しているエリアだな、と個人的に感じています。
籠田公園西エリアの定義は「岡崎ならではとなる 人とコンテンツが集まる繁華街」。
ここから少し西にかけてつづく「康生(こうせい)通り」は、かつて三河一の繁華街と言われるほど
栄えた場所でした🏙。
※以前、みことさんがこのあたりの記事を書いてくれていますので、ぜひご覧下さい!
ここでしか味わえない!もう一度行きたくなる街「康生」の魅力
今でも長く続くお店もたくさんありますが、りぶらエリア周辺の衰退とともにひと昔に比べると
その盛況ぶりは落ち着いてしまっている印象でした。
そんな中、このQURUWA戦略を通じて、廃業されてしまった店舗や空き家をリノベーションして
新しいトライを始める事業者の方が集まってきてくれており、再び活気を取り戻しているんです!
例えば、「Micro Hotel ANGLE(アングル)」さん。岡崎市内で最古のカメラ屋「泉崖堂」さんを
リノベーションし、個室6室からなるホテルに生まれ変わりました📷
1階ではカフェも営業されていて、宿泊の方はもちろん市内の方の憩いの場にもなっています。
また、エリアのメインとなっている籠田公園🏞
ここもQURUWA戦略に基づき、令和元年に新しく生まれ変わりました。
それまでは、失礼ながら街の中心にあるただの公園、という印象しかありませんでした。
それが今では、噴水やさまざまな遊具、屋根と照明がついたスペースを完備し、キッチンカーまで
ほぼ毎日来てくれるステキな公園に大変身しました!トイレまでめちゃきれい☺
民間事業者の、地域のためにやってみたい!という想いを支える「小さなリノベーション」と、
行政主導で市民が繋がり・集うことができる公共の場を整備する「大きなリノベーション」の融合。
なんとなくお店増えたなー。とか公園きれいになったなー。と思って素通りしていましたが、
こういう戦略や想いが詰まっていると考えるとすごく意味のあることなんだな、と改めて感じました。
トライ事例の詳細やその想い、他のエリアの取り組み等々お話したいことは満載なのですが、
今回は一旦概要だけとして、折を見て紹介させていただきたいと思います✨
こちらのサイトに概要やイベント情報、携わっている皆さんのことなど、QURUWAにまつわる
たくさんの情報が掲載されています。ぜひご覧下さい👇
また、少し前にカナさんが書いてくれた「おとがわリバークリーン」は「乙川エリア」はもちろん、
QURUWA戦略における代表的な活動の一つです。こちらも併せてご確認下さい✨
レッツ!リバークリーン!~乙川のおそうじ~
まとめ
いかがでしたか?
このブログを書くに当たり、岡崎市 都市政策部まちづくり推進課の方にQURUWA戦略についての
講座を開いて頂きました。(G様、K様、その節はありがとうございました!)
恥ずかしい話、これまで『QURUWA戦略』について名前はなんとなく聞いたことはあっても
詳細な内容までは全く知らず、何か気になるイベントを街で見かけても、こんなイベントの情報
知らなかったんだけど!情報少なすぎない!?などと文句を言っておりました😅
でも、この講座を通して、多くの人々が様々なチャレンジをしていることを目の当たりにし、
感動すると同時に今まで「知らない」のではなく「知ろうとしなかった」自分に腹が立ちました💢
公民の隔てなく、一生懸命地元を盛り上げようと頑張っているカッコイイ人達がたくさんいるのに、
自ら動きもせず文句ばかり言ってる自分は、めちゃくちゃカッコワルイやつだなと…猛省です🙇
パブリックマインドとまでは言えませんが、知ること・参加すること・そして発信することが
今の自分でもすぐにできることなので、岡崎市民として、これからも積極的に皆さんにこうした
取り組みや岡崎市の魅力をお伝えしていきたいと思います💪