みなさん、こんにちは!
105号室のはなです。
久しぶりのメガネレンズのコーティングについての話しです!
いままでキズに強くするためのハードコート、反射を小さくするための反射防止コートについて話しました。
今回はレンズの一番外側についている撥水コートについて話していきます。
ハードコートと反射防止コートについてまだ知らないよという方はクリックしてみてください。
ハードコートについて👉メガネレンズのコーティングってすごい!ハードコート編
反射防止コートについて👉メガネレンズのコーティングってすごい!反射防止コート編
撥水コート
撥水コートとは名前の通り水を弾くコートです。
水を弾くと言われても🤔⁇って感じになりますよね。
今回も実際に見ながら撥水コートのすごいところを知ってもらいたいなと思います。
1枚のメガネレンズで撥水がついている部分とついてない部分があるものを用意しました。
先ずはこのメガネレンズに水を垂らしてみます。
透明だとわかりにくいかなと思ったので今回は色水を垂らしてみました。
水の見た目が全然違いますね!
撥水がついている部分は水の形が玉のようですが、ついていない部分は形が崩れていますね。
これが撥水コートの力です!!
またどんどん水を垂らしていきますと撥水コートがついている部分は流れていきましたが、
ついていない部分はメガネレンズに残っていしまいました。
その様子を撮影しましたので見てみてください!
※先ほどの写真と同じく左側が撥水コートがついていて、右側がついていない方です。
上から見るのはなので分かりにくいかなと思い、横からみたイメージ図を絵で書いてみました。
撥水コートがないと水は広がってしまうので写真のように崩れた形に見え、
撥水コートがあると広がらないため玉のような形になります。
同じ場所にさらに水を垂らしていくと、玉が大きくなるため流れていきます。
撥水コートがついていないとどうなる?
撥水コートがついているレンズとついていないレンズを比較すると、水の形が変わる事が分かりました。
しかし撥水コートがついていないと不便な点がまだわかりませんね。
そのため撥水コートがついていなかった時にどんな時に困ってしまうのか話していきます。
水ヤケ
メガネレンズに写真のように水をたくさん垂らしてみました!
先ほど話した通り、撥水がついていないレンズには水がなくなっていますね。
このまま数時間放置しますと撥水がついていない方に白い点状のものが!!
これは水ヤケという現象です。
水が蒸発してなくなった後に水の中にあった汚れだけが残るとこのような白い点状のものが残ります。
撥水コートがつていると水が弾かれてレンズの外側に行くため、水ヤケ防止になるのです!
もし水ヤケがついてしまったという方はカナさんのブログに書いてあります、掃除をしてみてください。
カナさんのブログ👉メガネも大掃除!ご自宅でできるお掃除方法♪
汚れ除去
続いては水ではなく、マジックで線を書いてみました!
水だけではなく撥水コートがついているとマジックのインクも弾くのですね。
これをティッシュで優しーく、優しーくレンズをなでるように拭きとりますと…
撥水コートがついている部分はインク汚れが取れましたが、ついていない部分は汚れたままです!
撥水コートがついていることで汚れが取れやすくなります。
また撥水コートがついているとツルツルしているので拭きやすいです。
今回はインクで例えましたが、指紋やファンデーションなどの化粧品、ほこりなどの汚れも
撥水コートがついていることで拭きとりやすくなります。
まとめ
今回のブログはいかがだったでしょうか?
撥水コートとは水を弾くコートのことで、これがついていることで水ヤケの防止と汚れが取りやすくなります。
しかし、撥水コートは使っていくと劣化して、性能が落ちていきます。
拭きにくくなってきた、水ヤケがつきやすくなったと感じた方はこの機会にレンズを新調してみるのもいいかもしれません😊
次回もよろしくお願いいたします。