こんにちは!103号室のみことです。
今年も残すところあと3日ですね😌
皆さんにとって今年はどんな1年でしたか?
コロナが5類感染症へと移行した今年は、
脱マスクやイベントの復活など、
少しずつ日常に戻ってきているのを実感する1年でもありました。
旅行会社の調査によると、
今年の年末年始は、国内旅行者数が前年比103.7%、
旅行費用に至っては過去最高額だそうですよ😳
私も昨年までは外出を控えていましたが、
今年は近場へお出かけしようと計画中です☺️✨
各地混雑が予想されるので、
時間に余裕を持って、気持ちよく新年を迎えるようにしたいですね😊
さて、今回は冬こそ気を付けたい「メガネレンズの熱クラック」についてのお話です。
以前夏の熱クラックについてご紹介しましたね🙌
▶メガネレンズにひび割れ?暑い夏は熱クラックに要注意!
夏は車の中に置きっぱなしにしないなど
メガネの取り扱いに気を付けている方も多いですが、
冬は外気温が低い分、油断してしまいがち。
ということで今回は、冬場に熱クラックが起こりやすいシーンをご紹介します☝️
メガネユーザーはぜひ参考にしてくださいね💁♀️
熱クラックとは
まずは熱クラックのおさらいから。
熱クラックとは、60℃以上の熱の影響を受けることで、レンズの基材が膨張し、
レンズ表面を覆っているコーティングにクラック(ひび)が入る現象を言います。
症状としては、レンズに細かい線のようなものが入った状態になります⬇️
熱クラックの仕組み
なぜ熱の影響を受けることでクラックが入ってしまうのか🤔
それは、「レンズ」と「コーティング」の膨張率の違いが関係しています。
傍から見れば何てことのないメガネレンズですが、
実は基材の上に何層ものコーティングがほどこされて出来ています。
レンズ基材は熱の影響を受けると膨張するのに対して、
コーティングは膨張の程度が少ないんです。
そのため、熱により基材が膨張してしまうと、
コーティングがその膨張についていけず、クラックを起こしてしまう、というわけです💦
クラックを起こしたレンズの歪み具合を見てみると一目瞭然ですね👀
熱クラックはしばらく経ってから症状に気が付くこともあり、
「心当たりがない…」なんてこともよくあるんです。
熱クラックが起きると光が乱反射して非常に危険なので、
もしご自身のメガネに似たような症状を見つけたら、早めに取り替えるようにしてくださいね☝️
冬こそ気をつけたいシーン
さて本題の熱クラックが起こりやすいシーンをご紹介していきます💁♀️
焚火
この時期、年越しや初詣などで焚火に当たる機会も多いですよね。
長時間近くで焚火に当たっていたり、
キャンプなどで焚火の近くにメガネを置いておいたりすると熱クラックが起きる可能性があります⚠️
冬の醍醐味といっても過言ではない焚火ですが、メガネユーザーは注意が必要です☝️
ストーブ
冬を乗り切るための必須アイテムであるストーブも要注意です。
焚火同様に、近くにメガネを置きっぱなしにしていると、
気が付かない間に熱の影響を受け、熱クラックの原因となることが😱
ストーブの近くにはメガネを置かないように気を付けてくださいね☝️
ドライヤー
意外と見落としがちなのがドライヤー。
普段コンタクトの方も、夜にドライヤーをするときはメガネという方もいますよね。
市販されているドライヤーの平均温度はなんと100℃~120℃!
十分熱クラックの原因となり得るんです。
また、熱クラックは高温に加えて、寒暖差も要因の一つに挙げられます。
冬場の寒いお部屋や洗面台で長い時間ドライヤーの熱を浴びることもリスクになり得るんです😰
ドライヤーを使うときは、メガネに近づけすぎず、距離を保って使うようにしてくださいね☝️
サウナ
寒い冬だからこそ、熱いサウナで整いたいという方も多いですよね。
ですが!サウナにメガネはもちろんNGです⚠️
サウナの平均温度は80~100℃と熱クラックを起こす可能性があります。
また、メガネの金属部分が熱せられることで高温になり、やけどの恐れもあります😱
でもメガネを取ったら何も見えないし、
コンタクトは乾燥するから付けたくない…って方もいますよね。
そんな方はサウナ用のメガネを使ってみるのもアリですよ🙆♀️
最近のサウナブームによって取り扱っているメガネ屋さんも増えたので、ぜひ探してみてくださいね😉
ガラスレンズも選択肢に!
現在メガネ屋さんで販売されているメガネの9割以上が「プラスチックレンズ」のため、
性質上熱に弱く、高温の環境下で使用するのには向いていないんです。
そのため、料理人の方など日常的に高温の環境下でお仕事をされている方は、
比較的熱に強いガラスレンズがおすすめです◎
ガラスレンズについては以前まとめた記事があるので、こちらを参考にしてくださいね💁♀️
▶超強度レンズや特殊加工も!ガラスレンズのメリットをご紹介♪
年末年始はメガネ屋さんも休業しているお店が多く、
修理や買い替えがきかない時期でもあります。
大切なメガネと一緒に年越しをするためにも、
熱クラックが起こらないように意識して過ごすことが大切です☝️
ぜひ参考にしてみてくださいね☺️