みなさんこんにちは!こはるです。
猛暑が辛い夏でしたが、ようやく秋めいてきましたね。
みなさんはどんな秋をお過ごしでしょうか?
わたしはさっそく栗おこわやスイートポテトなど、「食欲の秋」で秋の味覚を楽しんでいます🌰🍠🥰
この記事の目次
10月は目の健康について考えよう
読書の秋で本を読んだり、芸術の秋で映画を見たり、紅葉狩りに出かけたり…
秋を楽しむためにも大切な「目」ですが、実は知らないうちに酷使していることも。
10月には目に関する記念日があり、改めて目の健康について考えるいい機会です。
10月01日「メガネの日」
日付の数字を「1001」と並べた時に、両側の「1」がメガネのつる、内側の「0」がレンズに見えることから「メガネの日」の記念日となりました。
この記念日は、1997年に当時の「日本眼鏡関連団体協議会(現:メガネ関連団体協議委員会)」が制定したもので、メガネの愛用者への感謝とメガネに対する正しい認識と興味を持ってもらうことを目的としています。
10月10日「目の愛護デー」
10を横にしたとき、1が眉に、0が目に似ていることから制定されました。
1931年に中央盲人福祉協会が「視力保存デー」として制定したのが始まりで、その後「目の愛護デー」に改称され、目の健康を守るための日として広まりました。
目の疾患の予防や早期発見など、目の健康について考える日です。
こんなに古い歴史があるとは驚きですね!
また、10月の第2木曜日には「世界視力デー(World Sight Day)」という国際的なイベントも。
このように、10月は目の健康を考える絶好の機会なんです。
現代人の目は疲れやすい?いま、目を守るべき理由とは
デジタルデバイスが欠かせない現代、近くを長時間見る機会が増えた現代人の目は疲れています。
仕事や娯楽、子どもの勉強に至るまで、デジタルデバイスを使わない日は無いですよね。
便利な反面、現代人の目は昔に比べてはるかに過酷な環境に置かれています。
90年以上前に「視力保存デー」を制定した方も、こんなに目を酷使する未来が来るとは想像していなかったでしょうね😅
近くを見ると目が疲れるのはなぜ?

わたしたちの目には、カメラのレンズのように「ピントを合わせる機能」があります。
目の中の「水晶体」というレンズが、近くを見るときは厚く、遠くを見るときは薄くなることで調整をし、網膜にピントを合わせます。
この水晶体の厚みを調整しているのが「毛様体筋(もうようたいきん)」という筋肉です。
遠くを見る時、目はリラックスした状態です。
近くを見る時は、毛様体筋が働き水晶体を厚くする必要があるため、目には力が加わった状態になります。
重いものを長時間持っていると腕が疲れるのと同じように、近くを見続けると目にも負担がかかります。
これが「近くを見ると目が疲れる」理由です。
目の疲れを放置するとどうなるの?
単なる目の疲れであれば、遠くを見て目を休めたり、睡眠を取ったりして十分な休息を取れば回復しますが、それでも症状が改善せず慢性的に続く状態を「眼精疲労」といいます。
眼精疲労になると、目の疲れだけではなく頭痛や肩こりなど全身に不調が現れる場合があります。
目の疲れを感じている方は、放置せずに早めに適切な対応を取ることが大切です。
目の疲れを放置しない!今からできる対策とは?
適切な休息をとる
目の疲れを感じたら、まずは休めることが重要です。
おすすめは「20-20-20ルール」です。
「20-20-20ルール」とは、米国眼科学会などが推奨する「20分近くを見たら、20秒間、20フィート(約6m)遠くを見る」というルールです。
20秒間という短い時間ですが、遠くを見て毛様体筋を休めることで目の疲れを軽減できます。
仕事や勉強に熱中していると、いつの間にか何時間もディスプレイを凝視していた、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
意識的に遠くを見て目を休めることを習慣づけることが大切です。
矯正視力が合っているか度数の確認をする
視力が合っていないのに無理をして見続けていると、目は常にピント機能を働かせる必要があり、目の疲れにつながります。
メガネやコンタクトで視力を矯正している方は、近視や老眼などの度数が変わって見づらくなったと感じたら、眼科やメガネ店でチェックすることをおすすめします。
初めてメガネやコンタクトを作る方は、視力低下の原因に思わぬ病気が隠れている可能性もあるため、一度眼科で詳しい検査をしてもらうことをおすすめします。
「メガネをかけるともっと目が悪くなる」 「遠近両用にすると老眼が進む」という話を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、これは誤解。
早めに対策することが重要なので、無理せず対処をしましょう。
目にリスクのある光を防ぐ
太陽光には紫外線から可視光線(目に見える光)、赤外線まで幅広い波長の光が含まれています。
日焼け対策をせずにいると、肌が日焼けしてヒリヒリすることがありますよね。
目は「むき出しの臓器」とも呼ばれ、外界に直接さらされている唯一の臓器です。
当然、何もケアしなければ紫外線など目にリスクのある光の影響を直接受けてしまいます。
現在販売されているメガネレンズには紫外線カット機能が付いているものがほとんどですが、それだけでは十分とは言えません。

目に見える光「可視光線」のうち、紫外線に近い380~500nmの波長が短い光を「ブルーライト」と呼びます。
ブルーライトはエネルギーが強く、目への負担が懸念されています。
また、波長が短いため大気中のホコリや水分などにぶつかり散乱しやすく、まぶしさの原因となります。
さらに、400~420nm波長の「HEV(High Energy Violet light)」は、眼の中にあって物を見るのに重要な部分「黄斑部」に存在する色素「ルテイン」を劣化させ、加齢黄斑変性が引き起こされるという報告があります。
※HEV・・・High Energy Violet light : 400〜420nm(HEVはブルーライト波長域全てを示すものではありません。)
紫外線だけでなく、ブルーライトやHEVといった目に悪影響を与える様々な光からもケアをして、未来の視力を守ることを心がけましょう。
アイケア商品の紹介
目にリスクのある光を浴び続けると、様々な眼疾患の原因となりかねません。
アイケアを早めに始めることで、未来の視力を守ることにつながります。
ルティーナ
眼の中にあって物を見るのに重要な部分「黄斑部」に存在する色素「ルテイン」が紫外線などにより損傷することによって、加齢黄斑変性が引き起こされるという報告があります。

ルティーナは、メガネレンズを作る素材です。
400~420nm波長の「HEV(High Energy Violet light)」を効率的にカットすることで、目の中のルテイン劣化を防ぎ、酸化ストレスから眼を守る効果が期待できます。
さらに、ルティーナは黄斑色素の減少を防ぐだけでなく、まぶしさやチラツキの元となる光をカットするため、デジタルデバイスを使う機会が多い方にもぴったりのメガネレンズなんです。
P-UV
P-UVは、紫外線対策の「盲点」をカバーするコーティングです。

現在販売されているメガネレンズの多くはUVカット機能がついていますが、実はレンズと顔の隙間から入り、レンズの裏面で反射する紫外線は目に入ってしまいます。
P-UVは、一般的なUVカットレンズでは防ぎきれないレンズ裏面からの紫外線を反射させないことで、レンズの裏面で反射する紫外線を約95%カットし、目に入る紫外線をより少なくできるのです。
未来のために、目の健康を見つめ直そう
知らず知らずの間に酷使しがちな「目」は不調が表に現れにくく、気付いた時には既に症状が進んでいることも少なくありません。
普段なかなかケアをしづらいからこそ、メガネをかけるだけの簡単アイケアが効果的✨
10月01日のメガネの日、10月10日の目の愛護デーをきっかけに、ぜひご自身の目の健康について改めて見直してみてくださいね。