みなさん、こんにちは。102号室のもかです。
母が近くが見えづらくなってきてから、うちの食卓でよく話題にでるのは「老眼」についてです。
老眼について簡単には説明できるものの、詳しいことまで知らないや…と気づいてしまったので自分の勉強もかねて今回は老眼についてお話したいと思います。
①老眼って?
中高年になると、新聞や本などを読みにくくなったり、遠くへ離さないとよく見えなくなったりする症状です。
②どうして老眼になるの?
私たちの目にはカメラと同じようにピントを合わせる力があり、この力を調節力といいます。調節力は左のグラフのように年齢とともに減少していきます。
私たちの目がピントを合わせるときは目の水晶体という部分で調整を行っています。
遠くを見るときはリラックスして水晶体は薄くし、近くを見るときは水晶体の周りにある筋肉が緊張してレンズを厚くしてピントを合わせます。
年齢が進むと水晶体が硬くなり、近くを見るときに筋肉で押してもレンズを厚くできにくくなります。調節力が低下すると近くのピント合わせができなくなり、小さい文字などが見にくくなってきます。
③老眼はどんな人でもなってしまうの?
老眼は気づくタイミングが違うだけで、誰もが経験する現象です。避けることはできません。
④いつから老眼は始まるの??
実は気づいていないだけで、
10代、20代、30代…と歳を重ねるのと一緒に目の調節力も衰えています。
そして一般的には40歳を過ぎたころから気づきやすくなると言われています。
⑤どうしてあの人はまだ老眼じゃないの??
私はもう老眼が始まっているのに友達はまだみたい…
10代から調節力は衰えているんでしょ?どうして私だけ?
それは人それぞれ目の状態が違うからです。
眼の状態は大きく3つに分けられます。
・正視:はっきり見える。屈折異常がない状態。
・近視:遠くがぼやける。網膜より手前でピントが合う状態。
・遠視:遠くも近くもぼやける。網膜より奥で像を結ぶ。常に調節力が必要なため、疲れやすい。
どのような屈折異常がある場合でも、「調節力が衰えてくる年齢=老眼が始まる年齢」に差はありません。
しかし、例えば「遠視」の場合は、
調節力の低下とともに遠くのピントが合わなくなるようになります。
手元はさらに見えにくくなるので、老眼鏡が早めに必要になります。
「近視」の場合には、
遠くを見るのにもともと眼鏡が必要ですが、
手元にはピントが合う状態なので、遠く用の眼鏡さえ外せば老眼鏡なしでも手元が見えます。
「近視」の方は、「老眼」にはなっていても、老眼鏡を使う必要がないこともあるのです。
⑥老眼のサインは??
老眼に気づくサインは「近点が30㎝を超えたら」です。
近点というのは、ピントが合う最も近い距離です。
自分の人差し指の指紋がはっきりわかる1番近い距離が自分の近点になります。
ちなみに、23歳のわたしは約11㎝でした。
また普段の行動でもサインはあります。
具体例はコチラの記事をご覧ください。
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避けられるのであれば避けたい老眼ですが、どうしても避けられないようです…。
避けられないのであれば、老眼との上手なお付き合いの仕方をしていきましょう!
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