こんにちは!106号室のミーナです🌻
4月は新しいことが始まる季節ですね!本年度ご入学、ご入社される方々おめでとうございます🌸
環境が変わると不安なことも多いかと思いますが、一つずつ慣れていきましょうね✨
おうち時間も長くなりましたが、皆さん知っていますか?
実はお家の中にも薄膜ってあるんですって!?😲
今回は皆さんの身近にある薄膜をご紹介します!
薄膜ってなに?
文字通り、薄い膜になります。
皆さんがよく目にしている薄膜は、お菓子の袋の内側にある銀色になっているアレ。
実はアルミの薄膜が加工されています!
アルミは酸素も水も光も通しにくい凄い性質を持っており、
お菓子などの食品包装には湿気や酸化劣化、光の劣化を防ぐために蒸着しているんです!✨
薄膜といってもたくさんの種類があり、その中で一般的なのは「反射防止膜」になります✨
反射防止については105号室のはなさんが詳しく説明しているのでそちらをご覧ください✨🤣
ふむふむ。光は空気以外のものにあたると反射がおこるのですね!
そして反射防止膜がないと光がたくさん反射してしまい、見えにくくなってしまうのですね🤔
さらに身近なところにも!?
皆さんが持っているスマートフォンのカメラにも薄膜は関係しています。📱
薄くて便利なスマートフォンのカメラですが、その中にはたくさんのレンズが入っているんです!
そのレンズ一枚一枚に反射防止膜が付いています!✨
実際に反射防止膜があるとないではどう違うの・・・?
仮にカメラに10枚のレンズが入っていたとして、
反射防止膜が付いているレンズとそうではないレンズで見比べてみてください✨
どうですか?反射防止膜が付いてるレンズはクリアに見えますよね!✨
もしもスマートフォンのカメラに反射防止が付いていなかったら、
白っぽく、ぼやけた写真しか撮れなかったかもしれません😥
そう考えると、薄膜は私たちの生活に様々な影響を与えているんですね!😲✨
薄膜ってすごい!!!
反射防止膜以外にも身近な薄膜
お仕事や学校など様々な場所で目にしたことがあるプロジェクター。
身近になりつつあるプロジェクター、最近はご家庭用のものもあるそうです!😲
そんなプロジェクターの中身を皆さんは知っていますか?
実は中に幾つものレンズや平らなガラス、プリズムと呼ばれるガラスのブロックなどの光学部品が入っており、
それらに薄膜が関係しているんです!✨
プロジェクターの中の一部にダイクロイックミラーというものがあり、特定の波長のみ通すことができるんです!
どういうことかというと、プロジェクターは幾つかの光学部品が光を通すとき波長ごとに分けてそれぞれの色を制御し、
映し出す直前で制御した波長の光が合わさる事で、綺麗な映像を投影しています。
イラストにするとこんな感じです!
ランプから出る光(白色)を1枚目のレンズに通すとR(赤)のみ通り、シアンが反射され
2枚目のレンズに通すと今度はG(緑)が反射し、最後にB(青)だけが残ります。
最後にそれぞれの光を合わせて投影されて私たちの目に届いています。
さらにさらにこんなところにも!?
実は皆さんが乗る車のカーナビにも薄膜は使われているんです!
カーナビの画面にはアンチグレアといって反射防止膜とは違う反射を抑える加工がされています!
どのように反射を抑えるかというと、表面に小さい凸凹(でこぼこ)が敷き詰められており、表面に当たった光は、
凸凹で色んな方向に反射するため、平らな時より跳ね返ってくる光が減ります。
そうすることにより太陽光からの反射、ギラつきを抑えているのですが、これだけでは不十分なので
この表面に反射防止膜を加工し、そもそも反射する光の量を減らすことによって
見やすくしています!
反射防止膜と凸凹の組合せです✨
ご自身の車にあるのか一度見てみるのもいいかもしれませんね✨
いかがだったでしょうか!今回は身近にある薄膜をご紹介しました!
少しでも皆さんに薄膜の必要性や活躍を知っていただけたらなと思います!💪
まだまだ皆さんの周りに薄膜が隠れているかもしれませんので、
一度探してみると何か発見があるかもしれません!🔍✨
次回をお楽しみにっ✌