こんにちは!103号室のみことです。
先日、友人のメガネに小さなキズを発見。
友人に心当たりはなく、何年も使用しているものだから仕方ないと諦めていました😢
メガネレンズの心当たりのない不具合。
メガネユーザーなら体験したことがある人も多いのではないでしょうか?
大切にしているつもりだと、「レンズの性能の問題?」「不良品だったとか??」
なんて考えてしまいますよね😥
今回は、そんなメガネレンズの不具合の症状と、考えられるその原因、対策法についてお話ししたいと思います💁
メガネレンズの不具合
「不具合」といってもその症状は様々。
今回はそれぞれ症状別に考えられる原因と対策法をご紹介します🙂
⚠似た症状でも原因が違うことがあるので、あくまでも参考程度に読んでくださいね!
熱クラック
🔷症状
・レンズに細かい線(ひび)のようなものが入った
🔷原因
熱クラックの特徴は「羽のように均一の細かい線」
60℃以上の熱の影響を受けるとレンズの基材が膨張し、
レンズの表面を覆っているコートにクラック(ひび)が入ることが原因で起こります。
例えば、日中の車内にメガネを置きっぱなしにしていたり、
ドライヤーの影響などでも熱クラックが起こることがあります。
また、これからの季節に最適な鍋料理などでも、周辺の温度が60℃以上になるため注意が必要です⚠
症状によっては、しばらく経ってから気が付くこともあるため「心当たりがない・・・」なんてこともあります😵
🔷対策法
熱クラックが起きると、光が乱反射して見えにくくなります。
非常に危険なため、早めに新しいメガネに切り替えることをオススメします🙆
熱クラックが起こらないように、温度が高いところでのメガネの放置などはしないように心がけましょう☝
拭きキズ
🔷症状
・レンズにキズが入った
🔷原因
拭きキズの特徴は「方向が一定でない直線・曲線状のキズ」
レンズを拭く際に、レンズやメガネ拭きに異物が付いたまま拭いてしまったり、
タオル等で力を加えて拭いてしまったりするとキズが入ることがあります。
🔷対策法
必ず水洗いをしてから、清潔なティッシュなどで優しく拭くようにしましょう!
拭く力は【サンドイッチを掴むくらい】です。
正しいお手入れ方法はこちらをチェック!
拭きキズによるコート剥がれ
🔷症状
・キズのようなものが入っていてコートがぼろぼろ剥がれてきた
・片方のレンズだけコートが剥がれた
🔷原因
コート剥がれも拭きキズと同じで、異物が付いた状態での乾拭きや、
力を加えて拭いてしまったことでレンズにキズが付き、
そのキズから入った水分がコートを浮き上がらせてしまうことなどが原因で起こります。
両目のレンズが必ずしも同じ異物が付くわけではないので、
片方にだけ拭きキズが入り、コート剥がれにつながるということもあります。
🔷対策法
拭きキズの対策と同様に、乾拭き厳禁で優しく拭くことが大切です💫
拭きキズ以外のコート剥がれ
🔷症状
・レンズのコートが点々と剥がれてきた
🔷原因
カビ取り剤やクリーナーなどの強酸性・強アルカリ性の噴霧液がレンズに付き、
そのまま放置したことで、短時間で浸食しコートを剥がしてしまうこともあります。
また、雨水などに濡れたまま置いておくと、乾いたときに水やけ(シミ)になることがあるため注意が必要です⚠
🔷対策法
レンズが汚れたり、濡れた場合はすぐに綺麗な水で洗うようにしましょう!
ここでも、洗った後の拭き方に注意してくださいね☝
経年劣化
🔷症状
・長年使用していたらレンズの色が変わってきた
・なんだかレンズが黄色くなった気がする
🔷原因
プラスチックレンズには経年変化があり、長年使用しているとレンズの色が変わってくることがあります。
無色のレンズの場合、黄色っぽくなるのが特徴です。
🔷対策法
どんなに大切に扱っていても、徐々に劣化ははじまります。
経年劣化をしてしまった場合は、年数も経っているため、拭きキズなどの他のダメージも受けている可能性が😵
心機一転、新しいメガネを購入することをオススメします◎
プラスチックレンズのコーティングの不具合は、一旦起きてしまうと修理がきかないものです。
一番は不具合が起こらないように、正しい使用方法を守ることですが、
もし起こってしまった場合は、無理に修理したりせず、新しいメガネの購入を検討してみてくださいね😉
もちろん、レンズの不具合は上記だけではありません。
原因も様々なため、ちゃんと原因が知りたい!という方は購入した眼鏡店に相談してみてくださいね😌✨
これって不具合?メガネレンズ特有の現象
明らかな不具合とまではいかなくても、これって不具合なのかな・・・?
なんて思うこともあると思います。
実はそれ、不具合ではなくメガネレンズ特有の現象かもしれません。
ゴースト現象
・太陽や街灯、蛍光灯などを見ると人魂のような謎の光が見える
・他のメガネは大丈夫なのに、ブルーライトカットコートのメガネだけ謎の光が見える
🔷原因
ゴースト現象とは、光がレンズを通るときに二重反射をしてしまうことで、
物が二つに見えてしまう現象のことを言います。
写真でよく見るこれもゴースト現象です⬇
基本的にどのレンズでも起こるこの現象ですが、
特に反射の強いブルーライトカットコートは現象が顕著に表れるため、気になってしまうことがあります。
補色作用
・購入したばかりの無色のレンズに色が付いているように見える
・無色のミラーレンズのはずが色が付いているように見える
🔷原因
これは光のカットによる補色が原因で起こるものです。
誰もが一度は聞いたことのある「光の三原色」
青色の光をカットすると、赤と緑を合わせた「黄色」が出来上がります。
補色とは、カットした光の色と、カットすることで出来た光の色の関係のことを言います。
つまり、この「青色」と「黄色」の関係のことを言います。
これをレンズに置き換えると、青色のミラーレンズやブルーライトカットレンズは、
青色の光をカットしているため、レンズの色が補色の黄色に見えるということ🧐
ゴールドのミラーレンズが青色っぽく見えるのもそれが原因です。
これらの現象は、レンズの性能上仕方のないことなので、慣れるしかないのです😢
どうしても気になってしまうという方は、反射の少ないコートやレンズにすると良いかもしれません👌
メガネは意外に繊細なもので、使い方を間違えるとすぐにダメになってしまいます。
心当たりがなくても、気が付かないところで傷つけてしまっているかもしれません😖
自分は大丈夫と思わず、もう一度使い方を見直して、
メガネと長くお付き合いできるように大切にしていけたら良いですね☺