こんにちは!106号室のミーナです🌻
最近は寒くなってきて朝起きてお布団から出るのに時間がかかります🤣(笑)
出来ればあったかいお布団でずっと寝ていたいですね✨❤
それはまた休日にするとして・・・(笑)😎
さてさて今回は以前にもチラッと出てきた光機能事業部についてご紹介させてください!✨
皆さんご存知の東海光学は眼鏡レンズの製造販売をしている会社ですよね!しかし!!東海光学はそれだけじゃないんです!!😲
それが光機能事業部という部門です!✨✨
でもその“光機能事業部”って何をしているところなの??🤔
光機能事業部は真空蒸着という技術を使って様々なレンズやフィルムなどの基材に加工しています。
身近なものだと、デジタルカメラやプロジェクター、ゴーグル、医療機器、監視カメラなどの部品に使われています✨
この加工をすることにより、様々な光を透過させたり、反射させたりしています。
ふむふむ。🤔・・・真空蒸着ってなんぞや!?😲と思いますよね(笑)
蒸着とは蒸発している物質が漂う中に膜を付けたいモノを入れ、付着させること。
う~ん、難しい(笑)🤣
分かりやすい例えとして、水が沸騰したお鍋の上に眼鏡を近づけると曇りますよね!
蒸発した水が眼鏡に付き水滴が出来ます。
これは、水が蒸発して眼鏡に付着しているので蒸着になります✨
実際は水ではなく金属を付着させます!
でもなぜ“真空”蒸着なの?
真空にする理由は、膜にしたい材料を蒸発させて基板に付着させる際に余計なものが付かないように
真空にする必要があります!
どのくらいの真空かというと、地表が1013hPa(ヘクトパスカル)=101300Pa(パスカル)に対して真空蒸着の真空は0.0001Pa。
約10億分の1になります。
地表から90~100㎞上空の宇宙空間に近い真空状態なんですって!!😲
飛行機が地表から10㎞上空だとしたら、それよりも宇宙に近い、空気の無い環境を作りだしているということになりますね!
真空にしないで加工をすると、空気中に浮いている分子(酸素や窒素など)が邪魔をして蒸発している物質が基板に到達できず、膜が加工されません。
分子を人に例えると、1m歩く間に誰かとぶつかってしまうくらい密に人がいる状態が空気中の状態。
それに対して、地球から月まで歩いても(約38万km)誰ともぶつからないぐらい人がいない状態が真空の状態です。
ほぉ~そんなに違うとは!😲真空蒸着ってすごいですね🤣✨✨
そして光機能事業部で成膜する膜はとっても薄いんです!
だからちょっとの汚れやほこりも基板にとっては大きなものになってしまいます😥
皆さんはどのくらい薄いのか知っていますか?
実は髪の毛の太さの1/100くらいの厚みの膜を付けています!ちなみに髪の毛は約0.08㎜なのでその1/100は0.0008㎜になります!😲
人生で0.0008㎜を体感することはほとんどないですよね(笑)🤣
調べてみたら金箔が0.0001㎜くらいになるらしいのでそれより少し厚いくらいです(笑)🤣
それにしても薄いですね🤣✨✨そんな薄い膜を何層もつけています!
ここまでで真空蒸着とは何か、光機能事業部の膜はとっても薄いんだよってことが十分に伝わったかと思います✨
この真空蒸着を利用して一体何ができるのでしょうか・・・・・
それは次回のお楽しみっ❤✌