みなさん、こんにちは!
105号室のはなです。
前回のブログでは、波長が400nm~420nmのHEV(High Energy Violet light)をカットしている
「ルティーナ」というレンズを紹介しました。
HEVである400nm~420nmの波長はみなさんがよく耳にする
「ブルーライト(青色光)」である380nm~500nmの波長の一部です。
ここでふと疑問に感じたのは、PCのモニターやスマホの青色光をブロックする
「ブルーライトカットコート」のレンズとこの「ルティーナ」では、いったい何が違うのだろう?🤔
そこで今回はブルーライトカットコートのレンズとルティーナの違いについて調査していきます!
この記事の目次
ルティーナってどんなレンズ?(振り返り)
この2つの比較を行う前に簡単にどのようなレンズなのか紹介します!
ルティーナは前回のブログでも書いたので今回は簡単にお話します。
ルティーナは波長が400nm~420nmnのHEVを94%以上カットし、
「ルテイン」という眼の中の色素を守ることを目的としたレンズです!
なんと従来のUVカットレンズと比べてルティーナはHEVを2倍以上カットしています!
前回のブログを見ていない方はぜびこちらをご覧ください。
👉ルティーナってどんなレンズ?紹介しちゃいます!
ブルーライトカットレンズってどんなレンズ?
ブルーライトカットレンズはその名前の通り青色の光をコーティングによって軽減しているレンズです。
青色光は可視光線の中の380nm~500nmの紫から青色の光のことです。
青色光の方がルティーナのところでお話したHEVよりも広い波長域ですね!
現代の生活ではテレビやパソコン、スマホの画面を見る時間が非常に長く、
照明器具にも明るくて長持ちする「LED」がよく使われます。
これらの光は青色光をよく発光させており、青色光の中でも特に450nm付近の光が強く発光しています。
ブルーライトカットレンズはこのようなテレビ画面やLED照明など私たちの生活の中にある
青色光を軽減し、まぶしさやチラツキを抑えることを目的としたレンズです!
ルティーナvs ブルーライトカットレンズ
それではこの2つの商品がHEVとブルーライトを
どれだけ軽減しているか比較していきます!
HEV(High Energy Violet light)
ルティーナとブルーライトカットレンズの透過率を測定してみました。
「透過率が小さい=その波長の光を通してない=その光をカットしている」ので、
400~420nmのHEV部分の透過率を見てみますとルティーナの方が光を大きくカットしていることがわかりますよね!
つまり、ルテインを守る力は圧倒的にルティーナのほうが強いと言えます💪
ブルーライトカット
先ほどテレビやパソコンの画面、LED照明では青色光の中でも特に450nm付近の光が
強く発光しているとお話しました。
そのため今回は450nm付近の青色光で比較していきます。
もう1度透過率の結果を見てみましょう!
450nm付近の透過率を見てみますとブルーライトカットレンズの方が小さいです!
「透過率が小さい=その光を通してない=その光をカットしている」ので、
ブルーライトカットレンズの方がパソコンの画面やLED照明の光を軽減していることがわかりました。
また、ブルーライト全般(380nm~500nm)もブルーライトカットレンズのほうが
まんべんなくカットしていることも見て取れます。
まとめ
ルティーナとブルーライトカットレンズの調査結果です!
- ルティーナの方がHEV(High Energy Violet light)をカットしている。
→ルテインを守る力はルティーナの方が高い!
→ルティーナは、有害な光から「眼を守る」ためのレンズ
- 450nm付近の青色光はブルーライトカットレンズの方が軽減している。
→パソコン画面などの青色光による負担はブルーライトカットレンズの方が軽減している!
→ブルーライトカットは、青い光による「眩しさやチラツキを軽減する」レンズ
ルティーナとブルーライトカットレンズには、それぞれに長所があって
レンズが持つ役割が異なることもわかりました。
さらにHEVとブルーライトの両方の光から目を守りたい!という方には、
ルティーナとブルーライトカットコートを組み合わせることも出来ます!
またルティーナはカラーにも対応していますので色をつけることでまぶしさを軽減することもできます。
自分の生活にはどんなレンズがあっているのか、このブログをみて参考にしてもらえると嬉しいです😊
次回もよろしくお願いいたします。