こんにちは!103号室のみことです。
先日、社内健康診断がありました💉
学生の頃は友達と競い合うために身長の伸びにドキドキしていましたが、
今では違う意味で結果にドキドキしています😢笑
こういう場面でも大人になったなあと感じます(笑)
そんな健康診断の中に、視力測定がありますよね👁🔍
皆さん一度は体験したことのある視力測定ですが、
視力測定の方法などに「なんでこれなんだろう?」と思うことありませんか?
今回は私が思う「視力測定の不思議」についてお話ししたいと思います🙆✨
視力測定はなぜ「C」の形なの?
視力測定で使われるアルファベットのCのようなマーク。
なぜこのマークなんだろうと疑問に思ったことありませんか?
実はこのマーク、「ランドルト環」という名前があるんですよ!
視力は、このランドルト環の隙間と目の中心が作る角度、「視角」の大きさによって決まるんです👀
「視角」は1度の1/60である1分で表されます。
この1分の視角が確認できると、視力が「1.0」あるということになります☝
一般的に視力測定は視力表から5メートル離れて行います。
視力測定で視力1.0に該当するランドルト環の大きさは、高さ7.5ミリ、切れ目の幅1.5ミリになっています。
この「切れ目の幅1.5ミリ」が、5メートル離れたときの「視角1分」に相当します。
つまり、5メートル離れてこの切れ目が確認できれば視力は1.0あるということ☝
ちなみに、よくテレビでアフリカの方が何キロ先の動物が見える、なんて言ってますよね👀
テレビでは「6.0」や「8.0」、また民族によっては「11.0」見える方もいる!と言われています😵
例えば、視力が「5.0」あると、計算上では25メートル先でも1.5ミリの切れ目が見えることになります。
つまり、学校のプールの端から、反対の端にある1.5ミリの切れ目が見えるということ!
それ以上の視力ですから・・・日本では信じがたいですね😵
さて、ランドルト環が使われている意味が分かったかと思いますが、
そんなランドルト環で視力測定をすると、「1.0」や「1.2」などの数値で視力を表されますよね!
そんな数値で不思議に思う事ありませんか?
視力で「1.0」の次が「1.2」なのはなぜ?
学校の視力測定はA~Dのアルファベットで表されることが多いですが、
会社や眼科などでは「1.0」や「1.2」などの数値で表されます。
数値で視力を表す場合、0.1から1.0までは0.1ずつ刻まれていたものが、
1.0から急に1.2に上がり、1.5、2.0と飛び飛びになります。
なぜ2.0まで0.1刻みで統一しないのか不思議に思いませんか?
これは「視力」と先程お話しした「視角」が関係しています👀
視力は「1÷視角」で表すことができます。
そのため、視角が10分の時、視力は0.1、視角が5分の時、視力は0.2となります。
図で表すとこんな感じ⬇
この図を見てみると・・・
視力0.1と0.2で視角が大きく変わっているのに対して、
視力0.9と1.0はほとんど変わっていません🧐
計算式やグラフで難しく感じちゃった方はピザを思い出してください🍕
大きなピザを1人で食べるのと2人で分けるのとでは一人当たりの量は大きく違いますが、
9人で分けるのと10人で分けるのでは、一人当たりはあまり変わらなくなりますよね!
視力の数値もこれに似ていて、視力が上がっていくと視角に違いがあまり出なくなってくるため、
1.0以降は飛び飛びの数値になっているんです👌✨
普段言われるがままに行っていた視力測定ですが、
不思議に思っていたことにはきちんと意味があったんですね😌
視力測定をする時に理由や意味を聞いてみると新たな発見があって面白いかもしれません💫
視力測定によって自分の目の状態を知っておくことは、病気の予防などにおいても重要なことです☝
定期的な測定で、目の健康も体の健康も気を付けて行きたいですね☺