メガネレンズ
公式ブログ
ホーム › 公式ブログ › 『色の濃いサングラスは目に悪い』と言われる理由と正しい選び方

みなさんこんにちは!
103号室のみことです。

日差しの強い季節やアウトドアの必須アイテムといえば「サングラス」ですよね。

最近はメガネやコンタクトレンズでもUVカット機能付きが主流になっていますが、
まぶしさ防止も兼ねて、新しくサングラスを購入する方がすごく増えています。

しかしその一方で、ネットやテレビなどで
「色の濃いサングラスは目に悪い🤔」
「真っ黒なレンズは危険だ😢」という話を耳にして、
選ぶのを躊躇してしまっている方も多いのではないでしょうか。
本当に危険なら、なぜお店でたくさん売られているのか不思議に思いますよね。

結論からお伝えすると、この噂は半分正解で、半分は誤解です。

この記事では、メガネレンズの専門家としての視点から、
なぜ濃いサングラスが危険と言われるのかという「瞳孔の仕組み」と、
大切な眼をしっかり守るための失敗しない「正しいサングラスの選び方」を分かりやすく解説します!

「色の濃いサングラスは目に悪い」と言われる理由

そんなサングラスについて、先日友人にこんなことを聞かれました↓

色の濃いサングラスは良くないって本当?」とテレビの噂について疑問を持つ女性の手書きイラスト

確かに「色の濃いサングラスは良くない」って聞きますよね。
でも、色の濃いサングラスをしている人は結構いるし、
そもそも良くないのになんで売ってるの?なんて思いませんか?

実は、テレビなどで言われている
「色の濃いサングラスは良くない」というお話は、あながち間違いではありません。

なぜ「良くない」と言われるのか、その理由は人間の眼にある「瞳孔(どうこう)」の仕組みが関係しています。

暗い場所では瞳孔が開き、濃いサングラスをかけるとさらに瞳孔が開くため、紫外線カットがないとダメージが強くなる仕組みの解説イラスト

イラストにある通り、
人間の眼は暗い場所に入ると、
光をたくさん取り込もうとして自然と瞳孔が開く仕組み
になっています。

真っ黒なレンズなど、色の濃いサングラスをかけたときも同様です。
視界が暗くなることで眼は「ここは暗い場所だ」と判断し、瞳孔が大きく開いてしまいます。

瞳孔が大きく開いているということは、
いわば「光の侵入口が全開になっている状態」です。
この状態で紫外線を浴びることが、危険視されている本当の理由なのです。

大切なのは「レンズが紫外線を吸収するかどうか」

「やっぱり色の濃いサングラスは目に悪いの?😥」
と思ってしまいますが、ここからが一番重要なポイントです!

すべてのサングラスが危険なわけではありません。

サングラスにおいて本当に大切なのは、
レンズの色の濃さではなく、「レンズが紫外線を吸収(カット)してくれるかどうか」です。

基本的には、メガネ屋さんで販売しているサングラスの多くは、
紫外線をほぼ100%吸収するレンズが使われています。

そのため、たとえ色の濃いサングラスをかけて瞳孔が大きく開いていたとしても、
レンズ自体が紫外線をしっかりブロックして眼の手前で吸収してくれます。

有害な紫外線がサングラスを通り抜けて眼に入ることはほとんどないため、
色の濃いサングラスでも安心して使用することができるのです!

では、なぜテレビやネットで「良くない」と注意喚起されているのでしょうか。

理由は、市販されているファッション性の高いサングラスなどの中に、
「レンズの色は真っ黒なのに、紫外線カット(吸収)機能がほとんどないサングラス」があるからです。

紫外線カット機能がない、ただレンズの色が濃いだけのサングラスをかけてしまうと、
大きく開いた瞳孔から有害な紫外線が普段以上に眼の奥へと入り込みます。

メディアで耳にする「色の濃いサングラスは良くない」というのは、
正確には「”紫外線カット機能が少ない濃い色のサングラス”をかけていると目に悪い」ということ
なのです。

紫外線を吸収するサングラスの選び方🕶️

「じゃあどんなサングラスなら紫外線を吸収してくれるの?🤔」って思いますよね?

そんな時は「UV400カット」と表記されているサングラスを購入しましょう!
この表記があるものは、レンズが400nmまでの波長を吸収してくれるので、安心して使用できます♪

光の波長(nm)の分布図。380nmまでの紫外線、目に見える可視光線、780nm以降の赤外線の領域を示したグラフ

一概に「色の濃いサングラス=危険」と誤解されがちですが、
紫外線を吸収するサングラスは夏の強い日差しから眼を守る強力アイテムになります!

眼の紫外線対策をするなら

  • メガネ屋さんのサングラス
  • 「UV400カット」の表記があるサングラス

といった、紫外線を吸収してくれるサングラスを使用しましょう(^_^)

さいごに|正しいサングラス選びで、大切な眼を守ろう

「色の濃いサングラスは目に悪い」と言われることがありますが、
大切なのはレンズの色の濃さではなく、紫外線をしっかりカットできるかどうかです。

紫外線カット機能の少ない濃い色のサングラスは注意が必要ですが、
UV400カットなど紫外線を十分に吸収するレンズであれば、まぶしさを軽減しながら眼を守ることができます。

サングラスを選ぶ際は、デザインやカラーだけでなく、紫外線カット性能もぜひ確認してみてください。

自分のライフスタイルや使用シーンに合った一本を選ぶことで、
屋外での快適さはもちろん、大切な眼の健康を守ることにもつながります。

紫外線が気になる季節のお出かけやドライブ、アウトドアを楽しむ際は、
ぜひ適切なサングラスを活用して、快適な視界と眼の健康を守ってくださいね。

Writer
103号室 みこと

103号室 みこと

マーケティング、商品カタログなどの販促物製作を担当。
眼鏡店様や消費者の方へ有益な情報を発信しています。

この岡崎の地で生まれ育った生粋の岡崎っ子。
長年コンタクトユーザーでしたが、最近はメガネの可愛さに気づき、
自分に合うメガネを探しています。

» 103号室 みこと の投稿一覧

Supervisor
アバター画像

監修
1級眼鏡作製技能士 太田 恵介

開発本部に所属。
遠近両用レンズの設計開発に従事している。

2007年 東海光学入社
2016年 キクチ眼鏡専門学校オプトメトリー課程修了、認定眼鏡士SS級を取得
2022年 国家検定資格である1級眼鏡作製技能士を取得

お客様相談室

最寄りの弊社商品取扱店のご案内をさせていただきますので、お気軽にご連絡ください。

お電話の場合

お客様相談室0564-27-3050

受付時間 : 月曜日から金曜日の10:00~12:00、14:00~16:00
(祝祭日、GW、お盆、12月31日から1月3日を除く)

メールの場合

メガネレンズに関する問い合わせはこちらです。

メールで問い合わせ