こんにちは!106号室のミーナです🌻
5月に入りましたね😊
この季節になると本社や光機能事業部のまわりにたくさんのツツジが咲いてとーっても綺麗なんですよ!✨
色とりどりのツツジを朝から見られて元気をもらえます!💪
さてさて、前回は身の回りにある薄膜をご紹介しました!
反射防止膜やダイクロイックミラーについてお話しましたね😊
まだご覧になっていない方はこちらをどうぞ💛
今回はバンドパスフィルタについて今話題のLiDAR(ライダー)をもとにご紹介します!✌
LiDAR(ライダー)とは
LiDARはLight Detection and Rangingの頭文字をとったもの。
直訳すると「光による検知と測距」になります。
レーザー光とセンサーを使ったセンシングの一種で、対象物までの距離や位置を正確に検知することができます✨
最新のスマートフォンのカメラ部分だったり、自動車にも使用されているようです!
今後開発が進みさらに私たちの身近なものに使われていくかもしれません✨
どういうものなのか今回は分かりやすく自動車でご説明します!🚙
前方の車との距離や後ろの車との距離をレーザー光を飛ばし、対象物に当たって跳ね返ってきた時間で距離を測定します!
そしてレーザー光から出る光を受け取るセンサーに薄膜が使用されているんです!✨
冒頭でもありましたバンドパスフィルタです!
バンドパスフィルタは特定の波長を透過させてくれる膜になります!✨
特定の波長とはLiDARでいうと900nm付近の波長のことですね!
なぜ900nm付近なのか・・・
それは900nm付近の光が近赤外の波長の光で太陽光からの影響が少ないからなんです!😆
太陽光には様々な波長の光があります。その中でも900nm付近の波長は光は、ほかの波長に比べて放射量が少なく
その為、センサーでレーザー光を感知するときに太陽光からの光に邪魔されないようになっています!
もし900nm以外の波長の場合は・・・?
例えば私たちの目に見える可視光域の波長(380nm~780nm)の場合だとレーザー光が目に見えてしまい眩しかったり
対向車のヘッドライトや街中の照明や看板等の光を感知してしまい距離を測り間違え急停止するなど、思わぬ事故につながることが考えられます🤔
また、可視光以外の波長だとしても太陽から出る光の波長を間違えてセンサーが感知してしまう可能性がある為、
安全とは言えません😥
それらの理由で900nmという波長はとても優れていますね!✨
そしてバンドパスフィルタはレーザー光から出る光をセンサーが正しく感知するためになくてはならないモノなんです!😆
まとめ
いかがでしたか?
今回は今話題のLiDAR(ライダー)をもとにバンドパスフィルタの膜の大切さが伝わったかなと思います😊
ちなみにスマートフォンのカメラ部分についているLiDARの機能としてはフォーカスが速くできるそうです!📱
対象物との距離を測るので、ピントがすぐに合うんですね✨
いろいろなところに活用される「バンドパスフィルタ」とその特長
次回はバンドパスフィルタの活躍についてPCR検査をもとに紹介していきます!
お楽しみにっ✌