こんにちは!105号室のはなです🍀
少し落ち着きましたが、4月とは思えないような温かい日が続きましたね。
駐車場から職場に向かう道にはツツジが植えられており、いつもゴールデンウイークの終盤に満開を迎えますが、
今年はもう満開になりそうな勢いです🤗
少し前のブログで、りいさんが入社したときの桜の木と、80周年を記念した植樹についてお話してくれました。
約2年ぶりの再会!?再会の相手とは…♥
これらの木々や冒頭のツツジの他にも、東海光学の周りにはたくさんの植物たちが植えられています。
これからますますお花や緑がきれいな季節になりますし、私の名前も「はな」ということで🤭もうすこし
ご紹介したいと思います!
東海光学では、りいさんが紹介してくれた80周年記念の「サルスベリ」のように、創業の周年記念等に植樹を
しています。
きれいなことはもちろんですが、それぞれの植物が持つ名前やその由来に縁起担ぎも含めて、いろいろな
想いが込もっているんです!
・50周年記念「イチイ」
いきなりとってもわかりやすいものになりましたが、その名の通り「一位」の意味を持つ縁起のいい植物です。
その昔、官位のトップである「正一位」の位の方の笏(シャク)がこの木で作られていたことからこの名前が
ついた、という説があります。
まさに、トップを目指して挑戦し続ける気にさせてくれる名前ですね👆
・55周年記念「マンサク」
「豊年満作」とか「万年豊作」と意味を持つ植物です🌾
2月頃にきれいな花をつけ、いち早く春の訪れを知らせてくれることもあり、マンサクの名の由来は「まず咲く」
からきていると言われることがあります。
繁栄の意味もさることながら、「独自性」を大事にする姿勢にも通じるところがあるのかなと感じました。
・60周年記念「紅白梅」(寒紅梅と白髪梅)
言わずと知れた縁起のいいお花です🌺
紅白の梅を見ると、とにかくおめでたく感じる…日本人にとってはDNAレベルまで刷り込まれているんじゃ
ないかと思わせられます!
また、花言葉の中には「忍耐」の意味があるそうです。
厳しいことがあっても耐え忍び繁栄を続ける…そう考えるとただおめでたい感じだけではなく、なんだか強い
意志を感じさせてくれるところもありますね。
・65周年記念「こぶし」
3月頃にきれいな花を咲かせる植物です。
この花の形が「握りこぶし」の形からその名が付けられた、と言われます✊
握るというところから「幸せをつかむ」とか「収穫をつかむ」という連想ができますし、ガッツポーズに代表
されるように勝利や栄光を掴み取る、という意味を持っているとも言えますね!
・70周年記念「ユズリハ」
正月を代表する縁起植物の一つで、春になって新芽が伸びて葉が開いてくると、古い葉が新葉にその位置を譲る
という性質からこの名がつきました。
「世代交代」や「子孫繁栄」を思わせる名前でもあり、東海光学ではこの70周年を迎える際に社長が交代した為、
もっともふさわしい意味をもつこの植物が選定されました👨👩👧👦
選んだ方のセンスに感心します!
・75周年記念「ソヨゴ」
花言葉は「先見の明」。将来(未来)を見通し、常に先駆けて新しい挑戦を行うことから縁起の良い木とされて
います👀
先駆けとか挑戦という意味では東海光学の大事にしている部分を司っているものであり、50周年のイチイや
55周年のマンサクの意とも通じるところがありますね!
・本社工場竣工記念「月桂樹」
他にも工場の竣工記念でも植樹を行っています。現在の本社工場竣工の際にはこの木が選ばれました。
古代ギリシャのオリンピックでも優勝者にはこの枝葉で作られた王冠👑が贈られるなど、ある意味世界共通で
「勝利者」を連想させる植物といえますね!
また、その葉は調味料にも使われる「ローリエ」です。なんだか料理上手の人が作るロールキャベツや
ポトフに入っている、というちょっと違う連想をしてしまいました😓
・工場増設(第2工場竣工)記念「柊」
工場の増設時には、「魔除け」の意味を持つこの木が選ばれています。
その尖った葉に触れると「疼(ひいら)ぐ」木ということでついた名前とのこと。
鬼も嫌がるため、鬼門に植えられる植物でもあります👹
そんなちょっとイカつい存在に思えますが、お花はかわいいし、結構いい香りもするんですよね~😊
・番外編「クロガネモチ」
番外編になりますが、40年ほど前には「クロガネモチ」という植物を植樹したことがあるそうです。
理由としては、名前の語呂合わせから「クロ(ウシテ)カネモチ」=「苦労して金持ち」との意味があり、
立身出世を示すものだったからとのこと。ひねってますね~🤣
一生懸命頑張って、しっかり稼ごう!という気持にさせてくれそうです💴
いかがでしたか?
ただひたすら「綺麗だなー」と眺めるだけも癒やされますが、その意味を知ることで選定や植樹に関わった
当時の人々の想いに触れる事ができたような気がしました。
それにしても、名前や由来でこんなにたくさん連想することができる日本語や日本人ってやっぱりすごいな、
とちょっと誇らしく感じます。
みなさんも機会があれば、身の回りにある木々たちにどんな意味があるのかな?と考えてみてくださいね😀