こんにちは!105号室のはなです。
まだまだ寒い日は続いていますが、春がもうすぐそこにやってきましたね🌸
梅の花が開花し始めると、今年も無事春を迎えられたな~というなんだか不思議な感情が湧いてきます。
岡崎競馬場🐴
さてみなさん、東海光学があるこの岡崎市に競馬場があったことは知っていますか?
えっ、愛知県の競馬場といえば中京競馬場だよね?あと名古屋にもあったはずだけど…
はい、そのとおりです。いまはもう存在していません。
現在、愛知県には日本中央競馬会に属する「中京競馬場(豊明市)」と愛知県競馬組合が所有する
「名古屋競馬場(名古屋市港区※2022年4月に弥富市へ移転予定)」があります。
岡崎競馬場は、1931年(昭和6年)に設立されました。その後戦争の厳しい時代を経て、1953年(昭和28年)
中京競馬場設立の際、併合される形で廃止となりました。
20年余りというとても短い期間ではありましたが、非常に美しい景観を誇る「東海一の好馬場」として知られ、
開催時には多くのお客さんで大賑わいだったようです。
(岡崎市立中央図書館 所蔵)
では、いまの競馬場跡はどうなっているのでしょうか?
気になったのでちょっと歩いてきました!
競馬場跡を歩く
岡崎競馬場跡は岡崎市羽根町にあり、近くには「ウイングタウン」というショッピングセンターが建っています。
映画館やスーパー、大きな本屋さんや眼鏡屋さんも入っていて、市民の大切な憩いの場の一つになっています。
全体の雰囲気がわかるかな、と思い屋上から写真を撮ってみましたが…
う~ん、木々が生い茂っていて、いまいちわかりません😥
参考までに航空地図でみてみると、なんとな~くコースの形が見えてくるような気がします!
もっと近寄ってみましょう!
先の写真にも少し写っていましたが、馬場の真ん中あたりに位置するところには「長池」という大きな池があり、
周囲がきれいに整備されていて絶好のウォーキングスポットになっています。
もう少し足を伸ばして、コース跡と思われる痕跡に沿って歩いてみました!
ん?なんとなくコーナーのようになってますね…。
やっぱりコーナーっぽい!
それにしても結構な上り坂…。お馬さんがかわいそうになってきます😓
その坂を登りきった先に、長―い直線が現れました!歩測でも400m以上はあるように感じます。
すごい「競馬場感」がしますよね~!今にも蹄音や歓声が聞こえてきそうです🐎💨
反対側のコーナーの写真も撮ってみました。やはりこちらから見ても形がよくわかりますね!
さっきの直線の反対側(向正面?)はおそらくウイングタウンさんの中に位置しているようで、
痕跡としては 残っていませんでした。
いまこの辺りはすっかり住宅街になっており、何も知らなければまさか競馬場があったなんて
想像もつきません。
でも存在を知り、実際に歩いてみるとこんなにはっきりその痕跡を見て取ることができるんですね!
そうそう、Libra(岡崎市図書館交流プラザの愛称です!)で岡崎競馬場の資料を探していたところ
こんな所蔵品まで見せていただくことができました。
(岡崎市立中央図書館 所蔵)
当時(1949年)の馬券です!すごく味がありますね~。
最初の写真といっしょに見ていると、当時の人々の息遣いまで伝わってくるような気がして、
なんだかジーンときてしまいました…☺
ちょっと一息(おすすめcafe)
今回はたくさん歩いて疲れたので、最後に自分へのご褒美。
競馬場跡から歩いても行ける場所にある、お気に入りのカフェをご紹介します!
「cafe koti(カフェ コティ)」さんです!見てください、このかわいらしい建て構え。
木を基調にした内装もおしゃれで、温かみが溢れています。ご主人も奥様も穏やかで素敵な方で、
本当に癒やされます。
今回はカフェラテといちごとオレンジのシフォンサンドをいただきました🍰
味も見た目も最高で…あぁ、幸せ…さっきまでの疲れも一気に吹っ飛びましたよ~!
今日は夕方になってしまったのでおやつだけでしたが、「cafe koti」さんはランチも絶品なんです。
季節の素材を生かした、野菜中心の「お家ごはん」は美味しいのはもちろん、体の中から癒やされて
健康になるような気までしてきます!お近くにいらした際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
まだまだコロナ禍は収まることなく、遠出することもはばかられる状況が続いています。
でも、こんなときだからこそ近くに目を向けてみることで、興味深くて魅力あるものがいっぱい
発見できるはずです👀
みなさんも春の訪れとともに、身近にある素敵な場所探しにチャレンジしてみてください!