みなさん、こんにちは。102号室のもかです。
冬といえば、冬のもかといえば、スノーボードですよね!笑
ついに私も12/8からシーズンインしました。
鷲ヶ岳スキー場で今シーズン初すべりをしてきたわけですが、鷲ヶ岳って標高が低いんです。
岐阜県郡上市高鷲町にある他のゲレンデと比べてみても一番低いんですよね。
まったくもって期待はしていませんでしたが、案の定アイスバーンで、転んだら痛いんだろうな…って見ただけで思いました。
アイスバーンとは
雪面が溶けたあと、凍った状態のことを言います。
アイスバーンは、ゲレンデで起こることだけじゃありません。
普段使っている道路でもよく起こってしまうんです。
いろんなアイスバーン
圧雪
雪が降って積もったあと、車が何度も何度も走行することで、圧力がかかって踏み固められた状態のことです。
特に昼間に車が多く走る場所で、踏み固められた雪の表面が溶けて、水が溜まり、夜になって気温が下がり、溶けた水が凍結することで発生します。
ミラーアイスバーン
交差点付近でよく見られ、車の停止発進が繰り返されることで発生します。
ミラーアイスバーンの原因はなんとなんと、スタッドレスタイヤです。
スタッドレスタイヤについている深い溝は、雪を踏み固めてからしっかり掻き出して路面との抵抗力を高め、タイヤのトレッド部(直接路面と接する部分)にはサイピング(無数の切り込み)があり、タイヤが回転するときにうまれる熱、圧力で溶けた雪や氷を排出します。
そのため通常の走行による圧雪を磨く形でツルツルの鏡面圧雪が見られるようになります。
さらに信号待ちが多い交差点では、発進と停止の繰り返しで、小刻みに圧雪の表面が削れ、車両のエンジン熱によって、道路の雪がわずかに溶け凍結することで発生します。
そのため交差点の横断歩道は非常に滑りやすいです。その多くはミラーバーンが原因です。
ブラックアイスバーン
パッと見ではアイスバーンか判別がつかず、路面の水分が凍結し、薄い氷の膜ができた状態のことを言います。
実は、道路は雪が降っているときや積もっているときだけでなく、路面温度が0℃を下回って、雨などで濡れていても凍結します。
この時にできるアイスバーンは、雪が降って積もったときのようにパッと見て危険だ!と判断できるものではなく、薄くでき、危険かどうか察知しづらいのが特徴です。
ブラックアイスバーンのブラックは路面のアスファルトが見えることからきています。
見た目は凍っていなくても、気が付いたらブラックアイスバーンの上に乗っており、ブレーキをかけたらハンドルを取られる、なんてことがありますのでご注意を。
車でゲレンデに向かう私はこの状況によく直面するのです。
そうでなくても、職場が山の奥のほうであったり、雪が多い県に遊びに行ったりと、この場面に直面することって結構あります。
また、2018年12月には「チェーン規制」が改定されましたね。
いまだにこの「チェーン規制」についてよくわかっていない方多いんじゃないでしょうか。
チェーン規制ってなに?
チェーン規制は積雪の多い地域でよくある規制です。
道路交通規則などで定められている措置として、チェーン規制が発令されると、安全走行可能な措置をしなければならない義務があります。
これを守らなければ規制区間を走行できなくなります。
チェーンってつけるとうるさいし、ガタガタって揺れるしやだ…
スタッドレスタイヤにしてるからいいじゃん!
なんて言っている方、甘いです!
実はスタッドレスタイヤが得意なのは新雪などの路面状況です。
先ほどご紹介した、いろいろなアイスバーンは苦手なんですね。
みなさんは新雪の道を走行することのほうが少ないはずです。
だからスタッドレスタイヤだけでは正直危ない。
ところが、法改定するまでチェーン必須というルールはなかったんです。
乗り心地や走行スピードが遅くなる点、道路を傷めてしまう点などが優先され、チェーン装備に準ずる装備であればOK!とされていたんです。
しかしやっぱり危ない!という結果に至り、2018年12月より、
チェーン規制が発令されている区間では装着が必須
となりました。
これまではチェーン規則が発令されてもスタッドレスタイヤをつけていればOK!だった区間も、チェーンを装着していなければ通行できなくなりました。
チェーン規制はいつ実施されるの?
大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪があるときに実施されます。
チェーン規制はどこで実施されるの?
急な上り下りがある峠などで、過去に雪による立ち往生や通行止めが起こった場所の中で、タイヤチェーンを着脱できる場所や通行止めが解除されるまで待機できる場所がある区間で実施されます。
具体的な場所はコチラ↓
出典:国土交通省ホームページhttp://www.mlit.go.jp/road/bosai/fuyumichi/tirechains.html
確認が行われるのは、規制区間の手前です。
チェーンの種類にも決まりがあるの?
自動車用品店などで販売されているものであれば問題ありません。
(金属チェーンタイプ、ウレタン&ゴムチェーンタイプ、布製カバータイプ)
ただし、スプレーのように薬剤を吹き付けるタイプのものは×です。
チェーン規制は簡単にいうと、とにかくどんな車であれ、タイヤであれ、特別な時に特別な場所で必ずチェーンをつけなければいけないということです。
これからどんどん寒くなっていきます。
冬場の運転は“念には念を”です。
お出かけ前に必ずチェック!スタッドレスタイヤ、チェーン、サングラス。
ん?サングラス?と思った方。
実は夏よりも冬のほうが眩しく感じることがあります。
冬の紫外線もあなどれません。
詳しくはコチラ↓
もう一度言います。
冬の運転、お出かけ前に必ずチェック!
スタッドレスタイヤ、チェーン、サングラス。
お忘れなく。