こんにちは!102号室のもかです。
皆さんは、今かけているメガネをいつ作成したか覚えていますか?
「壊れていないし、まだ見えるから大丈夫」と、
気が付けば数年、あるいは10年以上同じメガネを使い続けている方も少なくありません。
しかし、メガネには使用状況によって異なるものの、「快適に使える期間」があります。
実は、劣化したレンズや度数の合わないメガネを使い続けると、見えにくさによる眼精疲労や、
人によっては頭痛などの不快な症状につながることがあります💦
「私のメガネ、そろそろ替え時かな?」
「一般的にはどのくらいの頻度で買い替えるもの?」
今回はそんな疑問に応えるべく、レンズメーカーの視点から「ベストなメガネの替え時」を見極めるサイン
について、詳しくお話しします。
メガネの買い替え頻度は5.2年!みんなが「替え時」と感じるきっかけは?
「メガネを買い替えよう」と思うきっかけは、多くの人が「壊れた」「見えづらくなった」という
切実な理由に直面したときです。
実際、メガネ業界の調査データ「眼鏡DB2018」によると、メガネの平均使用年数は4.3年。
ボリューム層は「3年~5年未満」ですが、中には「10年以上使い続けている」という方もいらっしゃいます。
では、具体的にどのようなタイミングで皆さんは新調を検討しているのでしょうか。

グラフを見ると、「見えづらさを感じた(約7割)」や「メガネが壊れた(約6割)」が、
多くの方の新しいメガネの購入のきっかけとなっていることが分かります。
やはり、見えづらさを感じたり、メガネが壊れてしまったりと、日常生活で困るようになって初めて
新しいメガネの購入を考える方が多いようです。
「買い替えなければならない状況」にならないと、なかなか新しいメガネを作ろうとは
思わないものかもしれません…。
実は私も、初めてのメガネから2本目のメガネへ買い替えたきっかけは、
誤ってメガネを踏んでしまい、フレームが壊れてしまったことでした😂
さらに、「眼鏡DB2025」によると、メガネの買い替えサイクルの平均は約5.2年。
2018年から2025年までの推移をみると、メガネの購入サイクルは年々長くなっています。
しかし、長く使うことが必ずしも良いとは限りません。
「長く使えること」と「快適に見えること」は別物なのです☝
実は、フレームが壊れていなくても、レンズの性能面では買い替えのタイミングを
迎えていることがあります。
では、メガネレンズはどれくらい使えるのでしょうか?
メガネレンズの寿命は2~3年!?素材によって違う耐用年数
先ほどの調査で、買い替え時の頻度は平均5.2年という結果が出ていましたが、
実はレンズの状態によってはそれよりも早く交換を検討したほうがよい場合もあります。
現在、主流となっている「プラスチックレンズ」と根強い人気がある「ガラスレンズ」では、
寿命の目安が大きく異なります。
プラスチックレンズ:2~3年
現在、流通しているメガネレンズのほとんどが、このプラスチックレンズです。
軽くて割れにくい反面、熱や紫外線、傷などの影響を受けやすく
使用環境によって異なりますが、2~3年を過ぎるころからコーティングの劣化や
素材の経年変化が見られる場合があります。
ガラスレンズ:3~5年以上
ガラスレンズは熱や傷に非常に強く、経年変化も少ない素材です。
そのため寿命は長いですが、重さがあったり、強い衝撃で割れたりするというデメリットがあります。
ここで注意したいのは、2~3年というのはあくまでトラブルがない場合の目安だということです。
たとえ購入から1年しか経っていなくても、レンズに不具合が生じていれば、
それは立派な「買い替え時」です。
それでは、具体的にレンズやフレームにどのような問題が現れたら替え時なのでしょうか?
自分でもすぐにできる5つのセルフチェックポイントを確認してみましょう☝
セルフチェック:メガネの替え時を見極める5つのサイン
メガネの購入から2~3年が経っていなくても、以下のようなサインが現れたら買い替えを検討しましょう!
1.視力の変化や見えにくさを感じる
○以前より見えにくさを感じる

同じメガネを使用していて以前より見えにくいと感じる場合は、眼科や眼鏡店で確認しましょう☝️
度数が現在の眼の状態に合っていないメガネは、知らず知らずのうちに眼へ負担をかけてしまいます。
最近、疲れ目を感じている方は、もしかするとメガネが合わなくなっているのかもしれません。
車や自転車などの運転、特に夜間の運転では見えにくさが思わぬ危険につながることもあります。
さらに、合わないメガネを使い続けることで、人によっては頭痛や肩・首まわりの不快感を感じる場合も。
それによるストレスも溜まっていましますよね…。
本来は快適な視界を手助けするメガネも、度数が合わない状態では見えにくさや目の負担につながることがあります。
もし急な視力の変化や見えにくさを感じている場合は、早めに眼科を受診しましょう。
○見えすぎていると感じる
新しく作ったメガネ、「遠くはよく見えるけれど近くを見ているとなんだか疲れる」
そう感じている方は要注意です☝️
そのメガネ、もしかしたら過矯正になっているかもしれません。
「過矯正」とは、簡単に言うと「メガネの度数が強すぎる状態」のことです。
「遠くがよく見える=良いメガネ」と思いがちですが、
度数が強すぎるメガネでは、特に近くを見る際に眼のピント調節への負担が大きくなります。

過矯正のメガネをかけた状態でスマートフォンを使用したり読書をしたりすると、
眼は近くにピントを合わせるために必要以上に頑張ることになります。
その結果、眼の奥の重だるさや疲れ、頭痛などにつながることがあります。
日常生活の中では意外と気づきにくい過矯正。
「よく見えるから大丈夫」と思っていても、実は知らず知らずのうちに眼が頑張りすぎているかも⚠️
メガネ選びでは、よく見えることだけでなく、楽に見えることも大切なのです。
2.使用環境と「見える距離」が合わない
メガネの役割は「視力矯正」です。
眼の状態によって生じる見えにくさをメガネで補うことで、ものを見えやすくしています👓
また、メガネにはそれぞれ適切に見える距離というものがあります。
ひとつのメガネですべての距離を快適に見られるとは限らず、
用途やライフスタイルなどに合わせて選ぶことが大切です。

もし、この度数が実際の使用環境に合わないまま使い続けると、
眼に余計な負荷がかかり、疲れ目や見えにくさにつながることがあります。
教室で黒板を見る、車の運転をする、パソコンで仕事をする、読書をするなど
ご自身の生活の中の「一番見たい位置」に合わせてメガネを作ることがとても大切です。
「仕事用」や「運転用」など、用途に合わせてメガネをかけ替えることもおすすめです✨
3.レンズが黄色っぽく変色してきた(経年変化)
残念なことにプラスチックレンズには「経年変化*」というものがあります。
*経年変化…年月が経つうちに製品の品質・性能が変化すること。
プラスチックレンズの「経年変化」は、紫外線や熱、水分などの吸収によって
レンズそのものの素材が徐々に変化することを言います。
無色のレンズの場合、レンズ自体の色が徐々に黄色っぽく変色していきます。
カラーレンズの場合は、素材が黄色っぽく変化することに加え、カラー染料の色調も
変色や退色を起こしていきます。

経年変化前と後の状態を比較すると、どれだけ黄色に変色しているかが分かりやすいですね!
保管状態によって進行速度は異なりますが、経年変化を完全に避けることはできないのです😢
もしご自身のメガネレンズが写真のように変色し始めていたら、
レンズ交換の時期が近付いているのかもしれません😖
4.レンズコーティングに傷やシミ、剥がれがある
メガネレンズはデリケートです。
どんなに傷に強いコーティングであっても、使用環境によっては傷がついてしまいます。
さらに、水や汚れが付着した場合も、すぐ取らなければシミになります。

傷やシミが目立つと、光が乱反射して見えにくくなったり、コーティングの剥がれに繋がったりします。
見えにくさを感じる場合は交換を検討しましょう。
5.フレームの変色やメッキの剥がれ、ゆがみが目立つ
さて、ここまでレンズに着目していましたが、もちろんフレームも劣化します。
一番劣化が起きやすい部分はどこだと思いますか?
ズバリ、「肌にあたっているパーツ」です😣💥
耳に当たるテンプルだったり、鼻パッドだったり……。
汗や皮脂がフレームを劣化させる大きな原因になります。
フレームが汗や皮脂を吸収することで、フレームが変色してしまったり、カビてしまったりする恐れがあります。
見た目でわかる症状として「パーツが白く濁る」「黄ばむ」「メッキが剥がれる」などがあります。
またフレームがゆがんだり、パーツに変形が見られたりと掛け心地にも影響が出ます。
日常では、なんども畳んだり開いたりするため、金属疲労を起こしているケースもあります。
フレームの劣化に気づいたら、パーツの交換やフレーム自体を買い替えることをおすすめします!
快適な視界を保つために、定期的なセルフチェックを
このように、実はメガネの「買い替え時」のサインは意外と多いものです。
日頃から気にしていたり、買い替えのポイントを知ることで問題に気づくことができます。
この記事を読んで「もしかしたら買い替え時かも」と感じた方は、
お近くの眼鏡店に相談してみてはいかがでしょうか?
問題がなかったとしても、年に一度は視力測定とメガネの定期点検をしてみましょう!
メガネはデリケートなものですが、使い方次第で寿命はかなり違ってくるものです😊
今のメガネを少しでも長く、大切に使い続けたい!という方は、
ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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メガネを長持ちさせたい人必見!~自分のメガネと最高のおつきあいをするために~
参考文献
眼鏡光学出版株式会社『眼鏡DB2018』、2018年
眼鏡光学出版株式会社『眼鏡DB2025』、2025年