こんにちは!106号室のミーナです🌻
今年は東京オリンピックのため7月の祝日が移動になりますね✨
間違えて会社を休まないようにカレンダーを修正しました!🤣
さてさて、前回はバンドパスフィルタの膜の大切さをLiDAR(ライダー)をもとにご説明しましたね😊
前回からかなり日付が空いてしまったので、これまでのシリーズはこちらをクリックしてください💛
こんなところに!?皆さんの身近にある薄膜をご紹介します!
皆さんの身近にある薄膜をご紹介します!part2~LiDAR編~
今回で最終回になる「身近にある薄膜」ですが、PCR検査をもとにバンドパスフィルタの活躍をご紹介します!✨
1年前からPCR検査という言葉をよく耳にする機会が増えましたよね。
改めてPCR検査ってどういうことをやっているの?🤔
今回はコロナウイルスに限らず!PCR検査がどういう原理なのかをご紹介します✨
PCR検査って?
ニュースなどでよく耳にするPCR検査ですが、どんなものか知っていますか?
PCRとは、Polymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略語です。
DNAを短時間で大量に複製する技術をPCR検査といいます。
顕微鏡などで観察しているイメージでしたが、本来のPCRとはDNAを増やすことなんです!✨
しかもこのPCR検査は最近のものではなく古くからある技術らしく
調べてみると分子遺伝や生理学などの研究分野から犯罪捜査など幅広く使用されてきたそうです!😲
どのような原理?
唾液や粘膜などからDNAを採取し、採取したDNAを増やします。
DNAは直径2nmととても小さいため、検出しやすいように数を増やしていく必要があるんです✨
その数なんと億から兆まで増やします!😲
ちなみに髪の毛1本分が80μなので1/40000がDNAです!
そんなの見えませんね🤣(笑)
たくさん増やしたDNAに検出したいDNAにしかくっつかない蛍光材を入れ、特別な機械で蛍光検出していきます。
すると検出したいDNAのみ発光するため、ウイルスが持つ特定のDNAの発光を確認すれば
その人にウイルスがあるのかないのかを見ることができます✨
これがPCR検査の原理です!
ふむふむ🤔
PCR検査がどういうものなのかは分かったけど
バンドパスフィルタはどこに使われているの?
バンドパスフィルタの活躍
さきほどの説明の特別な機械に使用されているんです✨
蛍光検出するときに励起光(れいきこう)と呼ばれる蛍光発光させるための光を照射し、
その励起光と蛍光が一緒に確認されない様に、蛍光のみを取り出すためのバンドパスフィルタを使用します。
分かりやすく、顕微鏡で例えると、
顕微鏡観察時はランプ等(励起光)で覗いてみている部分を全て明るく光らせていますが、
覗いた時に見たいモノが光(蛍光)って見えるようになります!
つまり!!
光を当てたときに、蛍光材の発光する光のみを通すのがバンドパスフィルタなんです!
まとめ
いかがでしたか?
バンドパスフィルタとは特定の波長のみを通すということが分かりましたね✨
いろいろなところに活用される「バンドパスフィルタ」とその特長
今回は専門的なことも多く難しかったですが、皆さんの身近には薄膜が関係しており、
いろんなところで活躍しているんだよってことを知っていただけたら嬉しいです😊
次回をお楽しみにっ✌