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ホーム公式ブログ › 調光レンズとは?仕組み・メリット・偏光レンズとの違いを解説

みなさんこんにちは!こはるです。

日差しが一気に明るく暖かくなり、屋外で過ごす機会が増える季節になりましたね。
お出かけが楽しい季節ですが、同時にまぶしさや紫外線の強さも気になり始める頃です🌞

そんな春先の“まぶしさ”を手軽に軽減できるのが、紫外線量に合わせて色が変わる調光レンズです。
普段のメガネがそのままサングラスとしても使えるため、掛け替えの手間がなく、屋内外を行き来する場面でもスムーズに使えます。

今回は、調光レンズの仕組みや特徴、色選びのポイントまで、分かりやすく紹介していきます✨

この記事の目次

調光レンズとは可視光線や紫外線の量によって色が変化するレンズ

最大の魅力は「1本で完結する便利さ」

調光レンズとは、太陽光に含まれる紫外線量に応じてレンズの色が変化する特殊レンズです。
屋外ではサングラスのように発色し、屋内ではクリアに戻るため、使うシーンに合わせて自然に見え方が切り替わります。

調光レンズの便利なポイントは、
・サングラスを持ち歩く必要がない
・屋外と屋内で掛け替えなくてよい
・外したサングラスの置き忘れが起きにくい

外出時の荷物を減らしたい方や、室内外の行き来が多い方にとって、メリットが多くて使い勝手の良いレンズです。

度付きレンズにも対応できる

調光レンズは度付きにも対応しているため、普段メガネを使っている方でも選ぶことができます。
近視・遠視・乱視のメガネはもちろん、遠近両用・中近両用、さらに薄型レンズなど、色々なレンズ設計に組み合わせが可能。
視力補正もまぶしさ対策も、1本でまとめて対応できるのが魅力です✨

調光レンズの仕組み

レンズ内の調光物質が紫外線に反応して発色する

調光レンズが発色する仕組みは、レンズの構造にあります。
眼鏡レンズは、表面に様々な種類のコーティングの層を施すことで反射・汚れ・キズなどの防止効果を高めています。
調光レンズの場合「調光コート」と呼ばれる層があり、その上に反射や汚れ防止のコーティングが施されています。

調光レンズの仕組み|調光レンズの構造の図

調光コートに含まれる“調光物質(フォトクロミック分子)”が紫外線を受けると、この物質の分子構造が光を吸収する状態へと変化し、レンズが発色します。
反対に紫外線が遮られると、調光物質は元の構造に戻り、レンズはクリアな状態に戻ります。

調光レンズの仕組み|調光レンズが発色する仕組みの図

色の変化はとても自然で、紫外線を浴びた瞬間から数秒〜数分のうちに濃度が変わっていきます。
この反応スピードは温度や紫外線の量といった環境要因や、製品の特性によっても変わります。

ただし、この調光物質は長期間の使用や紫外線の影響を繰り返し受けることで、数年で徐々に発色性能が低下していきます。
以前より色が濃くならなかったり、色ムラが気になり始めたら、新しいレンズへの交換を検討する時期です。

環境により、発色濃度に差が生じる

調光物質(フォトクロミック分子)は、温度や紫外線量により発色する濃度に差が生じます。

・温度が低いほど色が濃くなり、高いほど淡くなる
・紫外線量が多いほど色が濃くなり、少ないほど淡くなる

調光レンズの仕組み|調光レンズの発色濃度の差

つまり、濃く発色するのは「冬の晴れた寒い日」、淡く発色するのは「夏の曇った暑い日」ということですね。

可視光線で変化するレンズもある

調光レンズには“紫外線に反応するレンズ”に加えて、“可視光線でも発色するレンズ”があります。
紫外線に近い可視光線(紫色の波長)でも反応する進化版です。

可視光線調光は、車内のように紫外線が届きにくい環境でも色が変わるのが特徴です。
よく運転をされる方や、屋内外を頻繁に出入りする方にとって、可視光線調光レンズはより使い勝手の良いアイテムです。

ただし、室内の光源や窓際の日光でも発色することがあるため、「室内ではクリアレンズとして使いたい」という方には注意が必要です。

調光レンズと偏光レンズの違い

調光レンズ → 紫外線量で色が変わる

調光レンズは紫外線量に応じてレンズ濃度が変わるため、屋外でのまぶしさを自然に和らげてくれます。
また、光の量と環境の変化に合わせて色が変わるため、普段使いにも取り入れやすいのが特徴です。

偏光レンズ → 反射光をカットしてまぶしさを抑える

偏光レンズは、路面・水面・ガラスなどの乱反射(ギラつき)をカットする機能に優れています。
ドライブ、釣り、スキーなど、特定のシーンでのまぶしさを効果的に抑えてくれます。

用途によって適したレンズが異なる

調光レンズと偏光レンズは役割が大きく異なります。
・屋内外でシーンに合ったまぶしさ対策をしたい方 → 調光レンズ
・乱反射のギラつくまぶしさを抑えたい方 → 偏光レンズ
 がおすすめです。

偏光レンズの詳しい特徴やカラー別の見え方は、こちらのブログをご覧ください💁‍♀️
シーンで変わる偏光サングラス🕶おすすめカラーの見え方を一気にご紹介!

調光レンズのメリット

メガネとサングラスを掛け替える「手間」がない

「掛け替える手間がなく、1本で過ごせる手軽さ」が調光レンズ最大のメリットです。

サングラスの場合、外した後の置き場所を考えたり、カバンにしまったりといった「小さな手間」がつきものです。
特に小さなお子さんがいる家庭や、できるだけ身軽に行動したい方にとっては、こうした小さな手間が意外と負担になります。

調光レンズは光の変化に合わせてレンズの濃さが自然に切り替わるため、室内に入ったまま掛け続けても視界が暗くなりにくく、付け外しを意識しないで過ごせます。

また、アウトドアシーンでは天候や日差しが常に変化しますが、調光レンズなら環境に応じて自動で濃度が変わるため、一度かければそのまま快適に過ごせます。
ハイキングやキャンプ、屋外でのスポーツなど、手間なく荷物をできるだけ軽くしたいシーンにもぴったりです。

紫外線対策ができる

紫外線は眼にも影響を及ぼすため、屋外ではサングラスなどで紫外線対策を行うことが重要です。
紫外線で調光するレンズが色付いているということは、それだけ紫外線を受けている証拠でもあります。
調光レンズをかけることで“眼の紫外線対策”としても役立ちます。

※一般的にメガネレンズはクリアな状態でも紫外線をほぼカットできるものが多いです。
 気になる方は、購入時のタグ表示やメガネ屋さんで確認してみることをおすすめします。

調光レンズの注意点

車の中では色が変わりにくい場合がある

車のフロントガラスには紫外線カット機能が備わっており、紫外線調光レンズは発色しにくくなる傾向があります。
車内でもサングラスとして使いたい方は「可視光線調光レンズ」がおすすめです。

ただし、可視光調光レンズであっても外ほど濃い色にはならないため、その点は注意が必要です。

色が元に戻るまで数分かかる

濃くなったレンズがクリアな状態に戻るには少し時間がかかるため、屋外から屋内に入った時は一時的に暗く感じる場合があります。
これは調光物質(フォトクロミック分子)が構造を戻すまでに必要な反応時間によるものです。

退色スピードは製品や季節によっても違いがあるため、購入前に店頭で比べてみるとより安心です。

温度によって色の濃さが変わる

先にご説明した通り、調光レンズは温度の影響を受けやすく、一般的には気温が高くなるほど発色が弱くなる傾向があります。
特に夏場は“思ったより濃くならない”と感じることもあります。
ですが、夏こそまぶしさが強く、濃いサングラスが使いたい場面は多いもの。

そんな時におすすめなのが、東海光学の「ルティーナフォト2」
高温環境下でもしっかり濃く発色しやすい設計の調光レンズです。

高温適応型調光レンズ「ルティーナフォト2」の実力

POINT①高温でもしっかり発色

「高温時にレンズが濃くならない」という現象は、調光レンズの弱点ともいえます。
進化した調光レンズルティーナフォト2」では、40℃の高温条件の中でもしっかり濃く発色します。
暑い季節のアウトドアや作業でも、安定した見え方が期待できます。

POINT②ルテインを保護

ルティーナ」は眼の健康のためにルテインを保護するレンズ素材です。
眼にリスクのある光HEVを94%カットし、酸化ストレスを減らすことでルテインを保護するレンズです。

眼の中のルテインを保護するルティーナ素材の説明図

そのルティーナ素材のレンズなので、紫外線のみならずエネルギーの強い可視光線対策もしっかり行えます。

POINT③360°紫外線ケア

顔の正面から入る紫外線は、レンズに含まれる紫外線吸収剤でほとんど吸収され、99.9%カットされます。
しかし、レンズと顔の隙間から入った紫外線はレンズの裏面で反射し、目に届いてしまうことがあります。

ルティーナフォト2はレンズの裏面反射をさせずに透過させる「P-UV」標準装備。
レンズの裏面からの紫外線も約95%カットし、あらゆる角度からの紫外線をしっかりケアできます。

裏面反射を抑え、360°紫外線ケアするP-UVの説明図

調光レンズのカラー別の特長とおすすめシーン

ルティーナフォト2は、定番カラーのグレー・ブラウンに加えて、新たにグリーン・ブルーの2色が追加され、全4色展開になりました✨
高温環境でも発色しやすい特性と、カラーバリエーションが魅力です。
それぞれの色の見え方やおすすめシーンを紹介します。

グレー|自然な見え方で日常使いにおすすめ

ルティーナフォト2カラー比較|グレー

グレーはかけた時に感じる色の変化が少なく、景色本来の色をほとんど変えないため自然な見え方です。
普段の生活から仕事まで、あらゆる場面にスッとなじむ使いやすい色です。
濃くなったときも落ち着いた印象のままなので、場面を選ばず自然にかけられる万能カラーといえます。

ブラウン|コントラストを高めたい人に

ルティーナフォト2カラー比較|ブラウン

ブラウンはコントラストを高めるカラーで、立体感が生まれやすいのが特徴です。
芝生の凹凸が読みやすくなるため ゴルフや散歩、景色を細かく見たいシーンに向いています。
温かみを感じる視界で明るさを感じやすく、アウトドアやドライブにも適したカラーです。

グリーン|自然な色調でバランスが良い

ルティーナフォト2カラー比較|グリーン

グリーンは明るさと自然な色味のバランスに優れ、長時間の使用でも目に負担がかかりにくいカラーです。公園での散歩や旅行など、ゆったりした時間を過ごす日にぴったり。
自然な視界で取り入れやすく、調光レンズデビューにもおすすめできるカラーです。

ブルー|ファッション性の高いカラー

ルティーナフォト2カラー比較|ブルー

ブルーはスタイリッシュなカラーで、かけるだけで顔まわりの雰囲気を引き締めてくれます。
モノトーンやシンプルなファッションと相性が良く、日常のスタイルにさりげない個性を加えてくれます。
街歩きやショッピングなど、爽やかな印象に気分を変えたい日にも映えるカラーです。

用途やシーンに合わせて調光レンズを選ぼう

調光レンズはメガネとサングラスを兼ねられる便利なレンズ

メガネ1本で日常から屋外シーンまで幅広く使えるのが調光レンズの魅力です。
掛け替えが必要ないため、手荷物を減らしたい方や、屋外/屋内を行き来する日には特に便利です。

カラーや機能によって使い方が変わる

グレー・ブラウン・グリーン・ブルーの4色は、それぞれ見え方や印象が異なります。
好みや使用シーンに合わせて選ぶと満足度が高まります。
日常使いならグレー、アウトドアならブラウン、自然な見え方ならグリーン、個性を出したいならブルーなど、自分の生活スタイルを振り返りながら選ぶのがポイントです✨

さらに、紫外線調光と可視光調光といった“機能の違い”もあるため、運転する頻度や行動範囲に合わせることも大切です。
また、気温の影響を受けやすいことも考慮して、夏場にしっかり濃度を出したいなら“高温適応型レンズ”がおすすめです。

「ルティーナフォト2」で快適に

東海光学の「ルティーナフォト2」は、従来の弱点だった“高温時の発色低下”を改善した進化系調光レンズで、暑い季節にも頼れるアイテムです。
さらに4色のカラーバリエーションで、普段の生活にや好みによってカラー選択が可能です。

気になる方は、取り扱い店舗で実際の見え方や発色スピードを試してみてください。
あなたにぴったりな1本が見つかりますように😎💖

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Writer
109号室 こはる

109号室 こはる

マーケティング部所属。
アプリ製作やSNSを通してメガネレンズの価値をお伝えしています。

ギリギリ昭和生まれ。生まれも育ちも岡崎です。
しっかり者のお姉ちゃんと天真爛漫な妹、二児の母です。
趣味はパンやお菓子作り、ガーデニング。
自然と生き物が好きで、動物園や水族館は子供より楽しむタイプです!

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Supervisor
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監修
1級眼鏡作製技能士 太田 恵介

開発本部に所属。
遠近両用レンズの設計開発に従事している。

2007年 東海光学入社
2016年 キクチ眼鏡専門学校オプトメトリー課程修了、認定眼鏡士SS級を取得
2022年 国家検定資格である1級眼鏡作製技能士を取得

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