こんにちは、104号室のカナです😺💛
単焦点の老眼鏡をお使いのみなさま。
あなたの「近くを見る」お悩み、こんなことありませんか?
「手元の作業は楽だけど、顔を上げるとボケてメガネを外したくなる…」
「資料とパソコン、顔を動かすたびにピントが合わなくて疲れる…」
「遠近両用は慣れるのが大変そうだし、もっと手元重視のメガネが欲しい…」
そんなあなたに知ってほしいのが、「近用ワイドビジョンレンズ」です🤗
「近近(きんきん)レンズ」とも呼ばれます✨
今回は、「近用ワイドビジョンレンズ」と「単焦点老眼鏡」の違いに焦点を当て、
実体験を交えながら、そのメリット・デメリット、そしてどんな人におすすめなのかを徹底解説します❣❣
この記事の目次
まずは知っておきたい!「単焦点老眼鏡」の得意なこと・苦手なこと

単焦点レンズは、見たい距離に焦点を合わせて作られているレンズです🔵
例えば、読書用の老眼鏡は手元の本に焦点を合わせて作ります。
そのため、合わせた位置から数メートル先のテレビや遠くの景色はぼやけてよく見えません。
✅ 得意なこと
- 指定の距離(例:30cmなど)にピントがしっかり合う
- レンズのゆがみが少なく、視界がクリア
- 比較的安価で手に入る
❌ 苦手なこと
- ピントが合う範囲が狭く、奥行きがない
- 少し離れたもの(PC画面、対面の人など)がぼやける
- 手元と少し先を両方見たい場合、頻繁なメガネのかけ外しが必要
- かけ外しが多いと集中力が途切れたり、疲れ目になりやすい
「近用ワイドビジョンレンズ」とは?それってどんなレンズ?

「近用ワイドビジョンレンズ」を一言で言うと
「手元」から「少し先の距離(1m~2m程度)」までを、
顔を大きく動かさずに自然に見ることができるよう設計されたレンズです🔵
近用ワイドビジョンレンズは、累進レンズの一種。
1枚のレンズで複数の距離に焦点が合うように設計されている境目のないレンズです。
上図の”レンズの見えるところ”の通り、側方部に少しゆれ・歪みの部分が入ります。
しかし、近用ワイドビジョンレンズは、
遠近両用や中近両用に比べて、ゆれ・歪みが非常に少ないので、初めてでも使いやすいです。
「近用ワイドビジョンレンズ」はワイドビジョンと呼ばれる通り、手元まわり全体が広く見えます👀
【実体験をお届け!】近用ワイドビジョンレンズの使い心地はどう?
実際に「近用ワイドビジョンレンズ」を使用している方に、ずばり使い心地を確認してみました!
⚠あくまでも個人の感想ですので参考までに…
年齢 50代半ば
性別 男性
使用シーン デスクワーク(パソコンやタブレットなどの画面を使う仕事)
メガネの使い方 遠近両用レンズや中近両用レンズとの併用
使用したレンズ ルティーナ デジラクW USC
(東海光学 両面設計近用ワイドビジョンレンズ 設計:Type1)
度数 右:S+2.75 C-2.50 AX90
左:S+2.75 C-2.50 AX90
デスク周りでの使用について
デスク周りには、パソコンモニター2台、ノートパソコン1台
手元には、キーボード、紙の資料、スマートフォン がある。
🔵遠近両用レンズを使用した場合…
・パソコンのモニターは顎をあげ、
見えるところを探しながら狭い範囲で業務をしている感じで、長時間の業務は疲れてしまう😥

🔵近用ワイドビジョンレンズを使用した場合…
・パソコン画面、スマートフォン、キーボード…どこを見てもピントが合って使いやすい🤗
・デスク周りを見るために顔の位置をを変えるはことなく、自然な姿勢で業務が行えて楽に感じる✨
・デスク周り1、2メートル付近に誰かが来ても表情が分かり、人との会話も不自由なく行える👌
・細かい作業をする際にとても向いていて、デスクでほぼ一日過ごす日はとても重宝している🎈
・スマートフォン操作は最高!

デスク周り以外での使用について
🔵近用ワイドビジョンレンズを使用した場合…
・部屋の奥(8メートルほど先)にある掛け時計は何とか分かるレベル。
(時間はPC画面上の時刻で確認ができるので問題なし)
・お手洗いやミーティングなどで席を立つ場合、
近用ワイドビジョンレンズをかけたまま場所を移動することは可能だが、
見え方がボケた状態であまり良いものではない。(その時はメガネを外すことが多い)
・ある程度の奥行きを見る必要が多い日は、
奥の人や物にピントが合わなくてボケるため少しストレスを感じる🙄
・広い部屋での会議では、奥行きを必要とするので遠近や中近を使用している。
・業務の内容やミーティングなど、日によっては近用ワイドビジョンレンズだけでは足りない場合がある😣
「近用ワイドビジョンレンズ」のメリット・デメリットを整理してみる
✅ メリット
- 快適な視界
手元の資料からパソコン画面、さらにその少し奥のホワイトボードや対面の人の顔まで、
視線を少し動かすだけで自然にピントが合う! - かけ外しの手間が激減
デスクワークでの作業中、メガネをかけたり外したりする煩わしさから解放される! - 自然な見え方
遠近両用レンズのような「ゆれ・歪み」が非常に少なく、初めての方でも慣れやすい! - 疲れ目の軽減
目のピント調節の負担が減り、長時間の作業でも疲れにくい! - 姿勢の改善
無理に顔を近づけたり離したり、顎を上げたりする不自然な姿勢が減り、
肩こりや首のこりの軽減にも繋がる可能性がある!
⚠️ デメリット
- あくまで室内での使用が前提
3m以上先の景色など遠くを見るには不向き。車の運転は絶対NG❌
外出時には遠近両用メガネや遠方用メガネなど、別のメガネが必要になることが多い。 - レンズ側方に揺れ歪みが入る
レンズ側方のゆれ・歪みが気になることがある。 - 価格
単焦点老眼鏡より高価な場合がある。(でも価値がある!🙌🏻)
分かりやすく、比較の表を作ってみました💁🏻♀️
比較項目 | 単焦点老眼鏡 | 近用ワイドビジョンレンズ |
---|---|---|
見える距離 | 約30cmのみ(30㎝に設定した場合) | 手元~1・2mまで |
視野の広さ | レンズの全面で広く見える | レンズの側方に若干ボケる部分がある |
メガネの着脱 | 頻繁に掛け替えが必要 | デスクワークではほぼ不要 |
姿勢 | 顔を近づけたり離したり | 自然な姿勢でOK |
ゆれ・ゆがみ | ほぼなし | ほとんど感じない |
価格 | 安価 | やや高価(でも価値あり) |
遠方視 | 不可 | 不可 |
「近用ワイドビジョンレンズ」は、こんな方におすすめ!
デスクワークがメインの方
資料を見ながらタイピングしたり、画面越しに会話したりと、
手元から少し先までを頻繁に見る方には「近用ワイドビジョンレンズ」がぴったり!
顔を大きく動かさずに視線を移すだけで、自然にピントが合うので、作業効率がアップし、
疲れ目や肩こりの軽減にもつながります💻✨
趣味に没頭したい方
手芸やプラモデル、読書、楽器演奏など、
細かい作業と少し離れた作業台を同時に見たい方には、
近々レンズの広い手元視野と少しの奥行きが活躍します📖🎺
料理や家事をする方
レシピを見ながら調理したり、シンクでの作業や食卓の準備など、少し先を見ながらの作業におすすめ!🥕
※キッチン全体を見渡す必要がある方には、中近レンズが便利です😉
遠近両用レンズに抵抗がある方
遠近両用レンズ特有の揺れや歪みに違和感がある方、
または手元重視のメガネを求めている方に適しています✋
あなたにぴったりのレンズを見つけるには?
視力測定とカウンセリングが大切!
眼科や信頼できるメガネ店で、正確な測定と丁寧な相談を受けましょう。
「いつ」「どこで」「どう見えづらいか」を困っていること伝えることで、
最適なレンズを提案してもらえます。
そして、実際に試着したり、トライアルレンズを使って見え方を体験することで、
自分に合ったレンズかどうかを確認できます🥰
見え方の違いを実感して、納得のいく選択をしましょう🎈
最後に…
「近用ワイドビジョンレンズ」は、手元から“ちょっと先”までを自然に見渡せるレンズです🥰
この「ちょっと先」が見えることで、
読書からパソコン作業、料理や手芸など、日常の近用作業がぐっと快適になります✨
顔を大きく動かさず、視線を少し動かすだけで「ちょっと先に」ピントが合う!
それだけで、作業効率も疲れにくさも大きく変わります!
単焦点老眼鏡では得られない広がりのある視界が、
あなたの暮らしをもっと自由に、もっと楽しくしてくれるはずです。
「こんなレンズがあったんだ!」という発見が、
あなたのメガネライフをもっと豊かにしてくれますように。
それではまた🤗