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ホーム公式ブログ › 視感透過率とは?|可視光線透過率・濃度との違いと夜間運転の目安

みなさんこんにちは!こはるです。

日差しがまぶしい季節はもちろん、最近はファッションや夜間のドライブ用など、様々な用途で「カラーレンズ」を選ぶ方が増えていますね。

でも、カラーレンズを選ぼうとすると「濃度」とか「視感透過率」とか、色々な言葉や数字が出てきて「何を基準に選べばいいの?」と迷ってしまうことはありませんか?
特に夜間の運転で使いたい場合、選び方を間違えると危険なこともあるんです。

今回は、カラーレンズを選ぶ際に知っておきたい「視感透過率(しかんとうかりつ)」について、わかりやすくお話しします✨

視感透過率とは?

人の目で感じる「明るさ」を考慮した透過率

結論から言うと、視感透過率とは「レンズを通した時に、人の目にどれくらい明るく感じるか」を数値化したものです。
光を全く通さない状態を0%、全ての光を通す状態を100%として表します。

なぜ「視感」という言葉がつくの?

実は、私たちの目は色(光の波長)によって、明るさを感じる感度が違います。
例えば、同じ強さの光でも、黄色や緑色は明るく感じやすく、青や赤は少し暗く感じやすいという性質があるんです。

視感透過率の説明_明るさを感じる感度

人間特有の見え方を考慮した上での透過率なので「”視感”透過率」と呼ばれます。
この数値を見れば単なる光の量ではなく、「実際にどれだけ明るく感じるか」が分かるということです。

レンズの色と、見え方の比較

視感透過率の違いにより、レンズの色や見え方に次のような違いがあります。

  • 数値が高い(100%に近い): レンズの色は薄く、明るい見え方
  • 数値が低い( 0%に近い): レンズの色は濃く、暗い見え方
視感透過率の説明_レンズの色と見え方の比較

JIS規格で定義されている数値

視感透過率は、日本産業規格(JIS)で計算方法が決められています。
感覚的な数字ではなく、公的な基準に基づいた数値なのでレンズの性能を比較するための重要な値として使われています。

「視感透過率」と「可視光線透過率」の違い

よく似た名前に「可視光線透過率」があります。
「可視光線」とは、字の通り人間の目が「光」として感じ、色の認識ができる波長域(約380nm~780nm)のことです。
この2つは「人の感覚」か「機械的な測定」かという違いがあります。

可視光線透過率=物理的な光の量

レンズを通り抜ける「光の量」を物理的に測定した数値です。
光の種類(色)に関わらず、機械が測ったそのままのデータです。

視感透過率=人の目での感じ方

可視光線透過率をベースに、「人間が明るく感じる色」をより重視して補正した数値です。
単なる「光の量」だけではなく、明るさを感じる光(黄色や緑色)をどれだけ通すかを重視して計算した値で、実際の見え方に近い値です。

夜間運転ではどちらが重要か?

答えは「視感透過率」です。
私たちの目がどう感じるかが安全に直結するため、JIS規格などの安全基準では「人の目で見た際に、実際に感じる明るさ」である視感透過率の数値が使われています。

「視感透過率」と「濃度」の違い

メガネ屋さんでカラーレンズを選ぶ際、「このレンズの濃度は25%です」と説明を受けることがありますよね。
濃度は、100から視感透過率を引いた数字とおおよそ同じになります。
例えば、視感透過率が75%だとすると「100%-75%=25%」となるので、濃度は25%となります。
※実際には、色によって多少差があるため目安の数字となります。

光を「通す割合」と「カットする割合」の違い

  • 視感透過率:「光をどれだけ通すか」という数値です。(例:透過率85% = 85%分、光を通す)
  • 濃度:「光をどれだけカットするか」という数値です。(例:濃度15% = 15%分、光をカットする)

「濃度」は感覚的な表現

「濃度」は直感的で分かりやすいのですが、実は明確な定義はありません
数値の意味が統一されていないため、メーカーによって表現はまちまちです。
カラーレンズを選ぶ時の目安として使われている、「商品名」のようなものですね。

数値で判断できる「視感透過率」

一方、視感透過率は「実際にどれだけ明るさを感じるかの公的な基準」なので、より正確に「暗くなりすぎないか」を判断できるメリットがあります。

夜間運転用サングラスでは「視感透過率」が目安になる

最後に、一番大切な「夜間運転のルール」についてです。
夜間や夕暮れ時の運転では、JIS規格で視感透過率の基準が決まっています。

夜間運転の安心基準

  • 夜間運転OK: 視感透過率 75%以上
  • 夜間運転NG: 視感透過率 75%未満

たとえ色が薄くて「これくらいなら夜でも見えそう」と思っても、視感透過率が75%を下回るレンズで夜道を運転するのは、JIS規格で禁止されています。
光が足りず、歩行者や障害物を見逃してしまうリスクがあるからです。

対向車のライトのまぶしさを抑えたいときは、必ず「視感透過率75%以上」と記載された、夜間運転対応のレンズを選んでくださいね。

夜間運転におすすめのレンズについてはこちらのブログをご覧ください。
夜の見えにくさを改善!夜間運転に最適なメガネレンズ5選

カラーレンズを選ぶときは『視感透過率』をチェック!

「視感透過率」という言葉は少し難しく感じるかもしれませんが、要は「私たちの目に届く明るさの割合」のこと。
カラーレンズを選ぶ際は、見た目の「濃度」だけではなく、規格に基づいた指標「視感透過率」を確認してくださいね。
特に夜間運転では、安全のためにも必ずチェックを忘れずに🚗🌙

迷ったときは、ぜひメガネ屋さんでご相談してみてくださいね。
使用シーンに合わせたカラーレンズを見つける手助けになれば嬉しいです😄

Writer
109号室 こはる

109号室 こはる

マーケティング部所属。
アプリ製作やSNSを通してメガネレンズの価値をお伝えしています。

ギリギリ昭和生まれ。生まれも育ちも岡崎です。
しっかり者のお姉ちゃんと天真爛漫な妹、二児の母です。
趣味はパンやお菓子作り、ガーデニング。
自然と生き物が好きで、動物園や水族館は子供より楽しむタイプです!

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Supervisor
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監修
1級眼鏡作製技能士 太田 恵介

開発本部に所属。
遠近両用レンズの設計開発に従事している。

2007年 東海光学入社
2016年 キクチ眼鏡専門学校オプトメトリー課程修了、認定眼鏡士SS級を取得
2022年 国家検定資格である1級眼鏡作製技能士を取得

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