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ホームブログ - メゾンde東海の住人 › 意外と気づかない?!遠視ってなあに?

みなさんこんにちは。102号室のもかです。

最近私の母が人生初のメガネを作りました。
人生初のメガネが遠近両用メガネです!
母は両目とも視力1.2もあり(本人曰く)、遠くまでよーく見えるそうです。
だから老眼になるまでは、眼科で検査もほとんど受けたこともなかったんです。
しかーし!老眼鏡をつくるために眼鏡店に行って分かった事実があるんです。

母は実は遠視だった!

眼鏡店の店員さんに「今までよく裸眼で頑張ってきたね~」と言われたんだとか。
そのため、初めて使うメガネが「遠近両用メガネ」になったんです。
遠視ってそもそもなんでしょうか?そんなに気づかないものなのでしょうか?
普段の生活に支障はないのでしょうか?
今日は遠視についてお話しします。

そもそも遠視って?

「遠視ってどんな目だと思う~?」と聞くと、だいたい「遠くがよく見える!」って返ってきませんか?
遠視って正しくは、「遠くも近くも関係なく、ピントを合わせるために相当な力を使っている目」なんです。
簡単に言うと、「遠くも近くもピントが合わない」と言うことです。

遠視は正視(目がいい人)に比べもともと光を曲げる力が弱く、以下の図のようにピントが網膜の後ろ側にずれてしまう状態です。

このままでは「どこもよく見えないんじゃないの?」って思いますよね。
でもでも、人間っていうのはやっぱりすごいもので、自分の力でなんとかピントを合わせようと努力をするんです!
どんな努力かというと、光を曲げる力を強くするために「水晶体(カメラで言うレンズに当たるもの)」を膨らませ、網膜上に合うようピント調節をします。
ただ、水晶体を膨らますためには目の中の「筋肉」を余計に使う必要があります。
ということは、いくら遠くは見えたとしても、何もしなくても普通に遠くが見える正視の人に比べ目の「筋肉疲労」がたまりやすくなります。
つまり、「なんか目が疲れるな…」という症状が出ます。
また、近くを見るときはもっとぶ厚くふくらませる必要があるため、より疲れを感じやすくなります。

なぜ遠視は気づきにくいの?

遠視の人は結果的に見えているため、眼鏡店さんや眼科さんで視力測定をする機会が近視の方などに比べほとんどありません。
仮に健康診断などで視力測定があっても、そもそも見えている「遠くの視力」しか測らないためそうそう気づかれません。

遠視にはどうしたら気付けるの?

第一には遠視の症状を知り、気になる場合は眼鏡店や眼科に相談することです!
先にもお話したように、一番の特徴は「目の疲れ」です。
ひどい場合は頭痛や吐き気につながることもあるようです。

また目の筋肉も他の筋肉と同じで、だんだん筋力は低下していきます。
そのため、お年を重ねるほどピント合わせが難しくなり、視力測定でも遠くの視力が出にくくなることで見つかる、というケースもあります。
まさに私の母のパターンですね…!

遠視による疲労の対策は?

それはズバリ!遠視矯正用のメガネやコンタクトレンズを付けることです!
これは、よく見るために使うのではなく、
ピント合わせを助け、目の疲れを予防するために使うためのものです。

目ってとっても重要な自分の体の一部だからこそ、いろんな症状や特徴を理解してほしいです。
知っているだけで、目の病気にかかるリスクも下げられると思います。
是非皆さんも、少しでも不安に思うこと、疑問に思うことがあれば、お近くの眼科さんに相談してみてください。

Writer
102号室 もか

102号室 もか

海外事業部でアシスタント業務とWeb制作を担当。
営業のサポートと海外のお客様からのお問い合わせに日々お応えしています。

生まれてこの方岡崎市から出たことのない地元っ子。
消費税が3%から5%に増税した年に生まれました。
もっぱらアウトドア派の私は、出かけることがとても大好きです!

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