みなさん、こんにちは。102号室のもかです。
気温もだんだんと下がり、朝と夜はもはや寒いくらいの季節になりましたね。
秋になると今年はどんな秋にしよう?なんて考えませんか?
スポーツの秋?読書の秋?食欲の秋?芸術の秋?
食べること大好き、運動大好きな私は結局毎年「今年もスポーツと食欲の秋だ♪」という結論に。笑
秋は本当においしいものがたくさんです!
秋刀魚、栗、松茸、梨、ぶどう、さつまいも…などなど。
たくさんある秋の味覚の中でも今回は秋刀魚に着目しようと思います。
実は魚大好き系女子な私。
焼き魚、煮魚、お寿司、お刺身、どんな形に変身しても魚は美味しいです。
そんな中でも特に食べるのが面倒くさくて難しいのが焼き魚です。
とくに秋刀魚は丸々一匹で調理されることが多く、みなさんも食べるのに苦戦しているのではないでしょうか?
私は焼き魚をきれいに食べることができると自負しております。
しかし、自分の食べ方が正しいかどうかまでは自信がありません。
魚をきれいに食べられる人は美しいです!!
今から私と一緒に正しい食べ方を学びましょう。
まず食べる前に知っておいた方が良い豆知識から。
焼き魚の盛り付け方
焼き魚をお皿に盛りつけるとき、みなさんはどう盛り付けていますか?
日本には古くから左を上位(優位)、右を下位」とする考え方が存在します。
ですので、魚をお皿に盛りつけるときは、頭が左側になるようにしましょう。
また、日本料理では「海腹川背(うみはらかわせ)」と言われるように、秋刀魚などの海魚は腹を手前に、ニジマスなどの川魚は背を手前にして盛ることが基本とされています。
そうすると、「頭がない切り身はどうしたらいいの?」となるわけですが、
切り身の場合は、魚の種類によって皮を表にする「皮表」と、身を上にする「身表」がありますが、ほとんどの魚は皮表で盛り付けます。ウナギやアナゴなどの身が柔らかい魚は身表にします。
鮭など皮が帯のように細長く付いている切り身の場合は、皮を奥にして、身の厚いほうが左にくるようにします。そうすると皮目の厚さのある部分を奥に置くことで必然的に左側が高くなり、日本料理の山水盛りという基本的な盛り付けになります。
豆知識を頭にインプットさせたところで、さっそく秋刀魚の正しい食べ方について学んでいきましょう。
(※自宅のフライパンで調理したため、秋刀魚がフライパンに沿って猫背に!泣)
その①骨に沿って水平に箸を入れ、上半分の身を食べる。
まずは、中骨に沿って水平に箸を入れます。箸は頭から尾へ向かって入れましょう。
箸を入れ終わったら上半分を食べ進めます。皮も残さず食べるのが基本です。
秋刀魚の皮は美味しいですよ。
その②下半分を食べる。
上半分を食べ終わったら、同様に下半分も食べ進めます。
もちろん食べるときも「頭から尾に向かって」を心掛けてください。
秋刀魚の下半分は小骨がたくさんあります。
この小骨は箸で取り除き、お皿の右奥にまとめておきましょう。
その③骨と身を分ける。
表側の身を食べたあと、秋刀魚を裏返して反対側を食べようとするのはNGです!
手間を惜しまず、身から骨を外しましょう。
頭の直ぐ近くの位置で中骨をつかみ、そのまま尾に向かって箸を動かせばス-ッと簡単に骨と身を分けることができます。
尾まで箸を動かしたら、尾は逆側に折って中骨から切り離します。
切り離した尾は、先ほど小骨を置いた右奥にまとめておきます。
その④反対側の残りの身を食べる。
骨をはずした反対側の身を食べます。
身の中心に箸を入れ、上と下で2つに分けます。
秋刀魚の内臓はお好みで!苦手な方は取り除いた後、右奥にまとめます。
その⑤食べ終わったら全て右奥へ。
身を全て食べ終え、お皿に骨だけが残ります。
骨は最後に2つに折り、右奥へまとめます。
これでもう完璧です!
今日から私もみなさんも秋刀魚をきれいに食べることができます♪
ことしは秋刀魚の水揚げ量が少ないと言われています。
だからこそやっぱり感謝しながら、身を残すことなくきれいに食べたいですね。
10月ももう終わりに近づいています。
秋刀魚まだ食べてない!って方いそげー!