みなさんこんにちは。102号室のもかです。
春になると日も伸びて、だんだん日差しも強くなってきたなぁと感じますよね🌈
なんなら、既に夏の気温じゃないか!というほど暑い日もあります☀
そこで今回はこれからの季節、見かけることが増えてくるサングラスに関するお話をしたいと思います。
その中でも今回は「度付きサングラスをつくるときの注意点」をご紹介します。
特に、カーブのついたフレームを選んだ方は注意すべきことがあります。
それは
カーブフレーム専用のレンズでつくる
ということです。
それでは、なぜ注意しなくてはならないのかを今からご説明します。
まず、フラットなフレームとカーブのついたフレームでの大きな違いは「そり角」です。
そり角とは「上から見たときのフレームの反り具合」のことを言います。
上図の通り、フラットなフレームはレンズの光軸と視線が同じため、本来の位置に対象物が見えます。
しかし、そり角のあるカーブフレームは視線とレンズの光軸が一致していないため、本来の位置よりも内側に対象物が見えてしまいます。(光は厚い方へ屈折するため)
そのため、普段使っているメガネでは感じない違和感が発生することがあります。
しかし、人間の脳は賢く、自力で補正しようと働く為、その違和感をあまり感じない方もいます。
自覚はないため、目の疲れの原因となっていることもあります😵
また、普段使っているメガネを斜めにして対象物を見た時にいつもと違った見え方になるように、そり角の大きなフレームほど、違和感を感じやすくなります。
だからこそフレームのそり角に合わせた、補正をするレンズでつくる必要があるのです!
カーブフレーム専用のレンズを使うと光軸と視線のズレを少なくし、また対象物が歪んで見えてしまう原因を補正することができます。
しかしカーブフレーム専用レンズと言っても限界があるので、普通のフレームの見え方まで補正をすることはできません。かけられないくらいの違和感をかけることのできる違和感にまで抑えるといった感じです。
私自身、度付きのスポーツサングラスをかけたことがなかったため、一度体験してみました。
カーブフレーム専用レンズはそり角補正とカーブ指定ありで、球面レンズはカーブ指定のみでサングラスを作りました。ちなみにこのサングラスはそり角10°です。
こうやって比べてみると、そり角補正ありとなしでは見た目に差は感じませんね~。
参考までに、私の度数は…
R)S-2.25 C-1.00 AX172
L)S-2.25 C-0.50 AX8
結論、違いがよく分かりませんでした😅苦笑
私のメガネレンズの度数が弱いためか、球面レンズ越しに見てもあまり歪みを感じず、カーブフレーム専用レンズと普通の球面タイプのレンズの違いを感じませんでした。
先ほど述べた「人間の脳は賢く、自力で補正しようと働く為、その違和感をあまり感じない方もいる」という対象に当てはまってしまったということですね!
しかしながら、カーブがついているフレームにカーブフレーム専用のレンズを入れて使用している方々のご意見を聴くと、「違和感がないとは言えないけど、そんなに気にならないよ」という意見をお聞きすることができました。遠近両用レンズや強度のレンズを使っている方は違和感が少なくなったと実感される方が多いようです。
☑カーブフレーム専用レンズの遠近両用タイプをかけた方のレポート
今回、自分自身で違いを感じられなかったのは大変残念ですが、いずれおばあちゃんになって遠近両用を使うようになったら、カーブのついたサングラスにカーブフレーム専用のレンズを入れて、昼間それをかけて散歩をするというカッコイイおばあちゃんになりたいです🕶笑
皆さんももしカーブの強いフレームを購入された際には眼鏡店の店員さんに「できるだけ普通のフレームの見え方になるように、カーブフレーム専用のレンズでつくってもらえませんか?」と言いましょう。
皆さんのお悩み解決になっていれば幸いです。
なお、東海光学でもカーブフレーム専用レンズを取り扱っております。
詳しくは商品ページをご覧ください。