お客様相談室からのワンポイントアドバイス
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東海光学お客様相談室です。
最近、小さい字が見えづらくなったなと感じることありませんか?
それは老眼のはじまりかもしれません。

老視・老眼とは
老視とは「老眼」と呼ばれ、近くのものが見えづらくなる症状です。
眼の仕組みは、ものを見るときにその距離にピントが合うように「毛様体筋」という筋肉がゆるんだり縮んだりすることによって、カメラのレンズのような働きをする「水晶体」の厚みを変えて網膜にピントを合わせています。
遠くの景色から近くの手元まで、見るものの距離が変わる時に、見る距離に対してピントが合うように「毛様体筋」が緊張し「水晶体」の厚みを膨らませ近くにピントを合わせています。
このピントを調節する機能、つまり眼(め)の「調節力」が低下することが原因で、近くのものが見えづらくなる症状が起ります。
老眼は、「毛様体筋の衰え」や、「水晶体が固くなる」ことでピント調節機能が徐々に低下していきます。

老眼は、一般的な年齢として40代の頃から調節力の衰えを感じはじめる症状で、年を重ねることによって誰にでも起こる自然な現象です。近視、遠視、乱視によって感じ方の違いはありますが、老眼にならないということはありません。もちろん視力の良い方も同じです。

※参考:人それぞれ違う老眼になるタイミング

主な症状の例
●薄暗い所で眼のピント調整に時間がかかり見えづらい
●遠くから近く、近くから遠くのピント調整に時間がかかり、目が疲れやすい
●ものを離して見るしぐさに現れる
●集中力が続かない
 
※参考:老眼を我慢している人の仕草に注目。その仕草の「なぜ?」と「解決策!」

対策・改善
症状には個人差がありますが、避けたくても避けられないのが老眼です。
我慢せずに、目的やご自身の目に合わせた「シニアレンズ」でメガネ(老眼鏡)を作りましょう。

お客様にとって、メガネは日常生活に欠かせないものです。だからこそ、ご自身がどのように使いたいのかが大変重要です。先ずは、眼鏡店に要望をしっかりと伝えましょう。
また、シニアレンズには種類があります。眼鏡店で相談確認しましょう。

<シニアレンズの種類>
・一般的に遠近両用と呼ばれている境目のないタイプ 
 参考 遠近両用レンズ
・室内専用と呼ばれる中近タイプ
 参考 中近用レンズ(室内用レンズ)
・手元を広く見ることのできるデスクワーク専用の近用ワイドビジョンタイプ
 参考 デスクワーク専用レンズ
・境目のある小窓付きの遠近両用(二重焦点)タイプ
 参考 二重焦点レンズ
・老眼鏡のみの近用単焦点タイプ

全てのレンズにはメリットとデメリットがございます。
詳細は「シニアレンズの選び方」をご覧いただき参考にしてください。

                                      2024年 3月 初版

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