お客様相談室からのワンポイントアドバイス
ホームお客様相談室からのワンポイントアドバイス › ゴルフに適したメガネレンズ(偏光)のご提案

東海光学お客様相談室です。
なかなか出口の見えないコロナ禍の中、皆様もストレスが溜まる日々をお過ごしではありませんか?
これからは何をするにも様々な工夫が必要にはなるのでしょうが、新たな楽しみ方を見つけていきたいところです。

さて、今回は「ゴルフ」に関して、おすすめできるメガネレンズをご紹介したいと思います。
弊社では多数ゴルフ向きといえる商品を取り揃えておりますが、中でも前回のブログで紹介させて頂いた偏光レンズ「ベルーナポラ」シリーズのうち、「ファイアブリック」と「ダークカパー」というブラウン系の2色をご提案させて頂きます。

偏光レンズ「ベルーナポラ」の詳細については改めて以下をご確認下さい。
【ベルーナポラ】
偏光プラスチックレンズ “ベルーナポラシリーズ”
ベルーナポラ

写真向かって左がダークカパー、右がファイアブリックです。
見た目の印象を言葉にするとダークカパーが黄味のある「カーキ」のようなイメージで、ファイアブリックは赤味のある「赤茶」というイメージといったところでしょうか。

どちらのカラーも偏光レンズの「照り返しの光やギラツキを抑える」という機能に加え、本来黄色や茶色という色味が持つ「コントラストを上げる」という効果が相まって、屋外で小さな球を目で追いかけるゴルフというスポーツの特性に適している、といえます。
私自身、下手の横好きでゴルフをかじっていますので、このような商品が発売されたら是非早くご紹介したいと考えておりました。
コロナの状況が一息ついた6月末に、待ち焦がれたゴルフ場に喜び勇んで向かったのですが…それは梅雨も真っ盛り、案の定雨模様でした(泣)。

それでも雲間に青空が覗いた瞬間に、比較写真を撮ってみましたのでご紹介します。

左から無色レンズ、ダークカパー、ファイアブリックになります。

全体的に見渡すとこのような見え方になります。
そもそもの光量が少ないため大きな差はわかりにくいかもしれませんが、無色レンズに比べ全体的に落ち着いた感じで「モヤッ」とした雰囲気が少なくなっていることがおわかり頂けますでしょうか。

わかりやすい部分をピックして見ていきましょう。
まずは写真中の赤い囲い部分ですが、無色レンズでは鉄塔の周りに光の筋のようなものが見えます。

若干のタイミング差もあったかもしれませんが、無色レンズ>ダークカパー≧ファイアブリックの順で筋が消えていく様がおわかり頂けると思います。

続いてオレンジの囲い部分、雲の見え方を比較します。

拡大すると逆に差が少なくなってしまいましたが、無色レンズに比べ雲の稜線、陰影がかなりくっきり見えるということがおわかり頂けると思います。

個人的に今回のラウンドではこの部分の違いが非常に効果を感じました。
晴れの日と比べ、曇りの日はボールが見にくくなりますよね。全体的な光量が少ないうえに、白やグレーの雲と重なることでコントラストが下がり、弾道をちゃんと捉えて目で追っているにも関わらず、突然「ふっ」と消えるという経験は誰しもあると思います。
そうした中でも、この偏光レンズをかけていると空とボールの濃淡・コントラストがかなり明確になり、非常に目で追いやすい感覚がありました。

また、偏光レンズの特性である「照り返しのギラツキを抑える」という点に関しては、私としてはショット時にボールを見るときに実感がありました。打球があっちこっちに行ってしまうため、ロストしないようなるべく視認性が高いカラーボールを使用しています。
特にピンクや黄色、オレンジといた明るいカラーボールを打とうとする時、「なんかボールが眩しい…」と感じてしまい、ミスショットになるという経験はありませんか?
今回のように曇天でも結構気になっていたのですが、このレンズをかけることで眩しさが和らぐ印象を受けました。以下の写真をご覧ください。

ダークカパーがぶれてしまっているので、ファイアブリックで比較します。

レンズ上部の照り返しが、明らかに減っていることがおわかり頂けると思います。
また、ピンクの方では特に囲い部分あたりでディンプルの視認性が上がっているとも感じます。

先にも申し上げた通りダークカパーやファイアブリックといったブラウン系の偏光レンズは、照り返しなどによる眩しさを効果的にカットしコントラストを上げる特性があります。
今回のように曇天でもかなり効果を感じましたので、晴天時のラウンドであればよりその快適さが実感できそうだと感じました。

いいことばかりになってしまいましたので、最後に個人的に感じたデメリットを一つ。
今回は6月ということで、芝もラフも青々と育ち緑がとてもきれいな季節でした。こうした点もゴルフの一つの醍醐味ですが、以下の写真のようにブラウン系をかけると鮮やかな緑の色が損なわれてしまいます。春・夏の季節感を楽しまれたい方にはすこし不向きと言えるかもかもしれません。

こうした方には色調変化の少ないグレー系がおすすめになりますが、ブラウンに比べてコントラストを上げる効果は低いため良し悪しがあります。この辺りのお話はまた後日ご紹介できればと考えます。

TOKAIブログでもご紹介しております。
併せてご確認下さい。
サングラスって何を選べばいい?オススメのサングラスとは。

今回は以上になります。
ホームページなどでは「芝目がよく見える」という表現もしておりますが、曇天に加え今の私のウデでは効果はスコアに反映されませんでした(笑)。
今後もラウンドを重ね、また違う視点に気づきましたらぜひともご紹介させていただきたいと思います。

2020年 9月 初版
2024年 1月 更新

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