東海光学お客様相談室です。
健康志向の高まりに伴い、眼の健康を気にされる方が増えています。皆様は日常生活でどのように眼のケアをされていますか?紫外線(UV)や有害な光HEV※1が、眼の黄斑部に存在する“ルテイン”にダメージを与えることが知られています。ルテインは黄斑部を守る重要な色素であり、これが損傷すると加齢黄斑変性などの眼疾患が引き起こされるリスクが高まるという報告もあります。
東海光学が推奨するルティーナ素材メガネレンズ「ルティーナ」は、紫外線(UV)や有害な光HEV※1から眼を保護し、ルテインの劣化を抑えるレンズです。
「ルティーナ」は、従来のレンズのように紫外線(UV)をカットする機能に加え、眼に有害な光HEV※1をブロックし、酸化ストレスを低減してルテインの劣化を抑えます。
※1 HEV…High Energy Violet light : 400〜420nm(HEVはブルーライト波長域全てを示すものではありません。)
さらに、眼の健康だけでなく、「太陽のまぶしさが気になる」「屋外と屋内でサングラスとメガネを掛け替えるのが不便」と感じている方には、紫外線(UV)や有害な光HEV※1、太陽のまぶしさから眼を保護するレンズ『ルティーナ フォト』ををおすすめします。
『ルティーナ フォト』はルテインを保護するルティーナ素材に紫外線で濃度が変わる調光機能を備え、日中の屋外での眼のまぶしさを和らげ眼病の予防にも役立つレンズです。
また、メガネとサングラスを掛けかえる手間がはぶける利便性もあり、生活スタイルや目的に合わせて調光カラーが選べます。
今回は、実際に『ルティーナ フォト』のメガネをかけて、レンズが調光する様子の動画を投稿しましたのでご覧ください。
動画をご覧いただいてレンズの濃度が変化する様子がお分かりいただけたでしょうか。また、2つの動画を比較すると、曇りの日よりも晴れの日のほうが濃度が濃いのが分かります。
※撮影レンズ仕様
左:ルティーナフォト・グレー(オプション・セレクトカラー / ソルベブルー)
右:ルティーナフォト・ブラウン(オプション・セレクトカラー / コーラルレッド)
『ルティーナ フォト』は紫外線に反応するタイプの調光レンズです。
濃度の変化は紫外線の量によって左右されます。そのため紫外線の量が多い日中の屋外で晴れの日のほうが濃度が濃くなりやすいのです。
そして、調光レンズのもう一つの特徴として、気温によっても濃度の変化が異なります。紫外線の量が多くても気温が高い時期などでは気温が低い時期に比べて濃度が濃くなりにくい傾向にあります。
また、屋内(紫外線の量が少ない環境)では、ほぼ透明なレンズになるので掛けかえる手間がはぶけ、屋内でのクリアな視界を確保できるレンズになります。
このように調光レンズは紫外線の量や気温により濃度の変化が左右される特徴があるレンズです。
※個人の感想で効果・効能を保証するものではありません。
<調光レンズ『ルティーナ フォト』の使用上の注意ポイント>
・『ルティーナ フォト』は紫外線に反応するタイプの調光レンズになります。車や電車、バスなどの車内では窓ガラスで紫外線が遮られるため、ほとんど濃くなりません。
・使用環境によっては意図しないところで紫外線に反応して濃度が変化することがあります。
・レンズの濃度は紫外線の強さや気温により左右されます。
・プラスチック製の調光レンズはフォトクロミックコートという調光機能を持ったコートをレンズのおもて面に施しています。その為、レンズのおもて面にキズがつくとその部分の調光機能が弱くなり、色ムラのようになる場合があります。
※関連記事:東海光学公式ブログ「玉木宏さんが選んだカラーレンズ「玉木宏セレクトカラー」の魅力」
以上、参考になりましたでしょうか。
眼をケアする調光レンズ『ルティーナ フォト』は、ルティ-ナ取り扱い店舗様にてご確認ご相談ください。なお、お取り扱いの無い店舗様も一部ございます。予めご了承ください。
2025年 3月 初版