メガネレンズ
お客様相談室からのワンポイントアドバイス
ホームお客様相談室からのワンポイントアドバイス › 👓新しいメガネにしたら違和感?その要因と対処法を解説!

こんにちは、東海光学お客様相談室です。
「新しいメガネにしたら、なんだか見え方が変…」そんな経験、ありませんか?
せっかく新調したメガネなのに、「周辺がぼやける」「地面が浮いて見える」「柱が曲がって見える」
など、前のメガネの見え方と比べ、違和感を覚えると不安になりますよね。
その違和感、実は“慣れ”で解決するかもしれません。
今回は、実際にお問合せをいただく内容とその要因、対処法をわかりやすくご紹介します。

🔍周辺がぼける・視野が狭くなった

これは、レンズ設計の違いが要因かもしれません。
たとえば、以前は「球面設計レンズ」、今回は「非球面設計レンズ」に変えた場合、
非球面設計レンズはゆがみを抑えて自然に見えるよう設計されていますが、
脳が以前のゆがみに慣れていると、逆にレンズの周辺部が“ぼやけて見える”ことがあり、視野が狭くなったと感じてしまうことがあります。

👀なぜ“慣れ”が必要なのか?脳と視覚の関係と慣れるためのコツと対処法

人の視覚は、単に目で見ているだけではなく、脳が情報を処理して「見え方」を作り出しています。
そのため、メガネのレンズが変わると、脳が「これまでと違う」と認識し、違和感を覚えるのです。

🧠脳が慣れるまでのプロセス

新しい情報の受け入れ
非球面レンズなど、より自然な見え方をする設計でも、脳は「前のゆがみ」に慣れているため、最初は違和感を覚えます。

脳の再学習
数日〜数週間かけて、脳が新しい視覚情報に順応していきます。これは「視覚適応」と呼ばれる現象です。

違和感の軽減
徐々に「ぼやけ」「ゆがみ」「浮いて見える」などの症状が減り、快適な見え方に変わっていきます。

🔄慣れるためのコツと対処法

できるだけ長時間かける
短時間だけかけて外すのを繰り返すと、脳が慣れるのに時間がかかります。
最初の1週間程度は意識して長時間かけるようにしましょう。

室内からスタート
外出時よりも、まずは室内での使用から始めると、違和感が少なく慣れやすいと思います。

歩行時はゆっくり
「地面が浮いて見える」などの違和感がある場合は、ゆっくり歩くことで脳が環境に順応しやすくなります。

無理せず相談することもOK
2週間以上経っても違和感が強い場合は、メガネ店や眼科に相談するのが安心です。

💡ポイント:違和感は“脳の慣れ”で乗り越えられる(関連ブログ情報リンクあり)

新しいメガネに違和感があるのは、脳がまだ新しい見え方に慣れていないだけかもしれません。
多くの場合、時間とともに自然に解消されます。
焦らず、少しずつ慣れていくことが大切です。

参考ブログ:メガネレンズに種類がある?!意外と知らないメガネレンズのこと

🔍同じ度数なのに全体的に縮んで見える・ゆれを感じる

「度数は同じなのに、テレビが小さく見える…」
そんなときは、フレームの形状が影響しているかもしれません。
特に、フレームにカーブ(そり角)があると、
レンズを斜めから見ることになり、像が縮んで見えることがあります。

👀なぜ「縮んで見える」「ゆれを感じる」のか?フレーム形状の影響と対処法

フレームのカーブ(そり角)
カーブが強いフレームは、レンズを斜めから見ることになります。
その結果、像が縮んで見えたり、歪んで見えたりすることがあります。
特に遠近両用などの累進レンズや強度数のレンズでは影響が大きくなります。

レンズの設計と度数の微妙な違い
同じ度数でも、レンズの設計(非球面・内面設計など)が異なると、見え方に差が出ます。
目とレンズの距離(頂点間距離)や角度が変わると、視野のゆがみや縮小感が生じやすくなります。

🔄具体的な対処法

フィッティング調整を依頼する
メガネ店で「そり角・前傾角・顔との距離」を調整してもらいましょう。
特に「目の中心とレンズの光学中心が合っているか」が重要です。
調整だけで、違和感が大きく改善するケースも多いです。

レンズ設計の見直し
カーブの深いフレームには、専用設計のレンズ(例:カーブ対応設計、内面非球面レンズなど)を選ぶと違和感の軽減が期待できます。
「見え方重視」であれば、フレームに合わせたレンズ設計を提案してもらうのがベストです。

慣れの期間を設ける
脳が新しい見え方に慣れるまで、数日〜2週間程度かかることがあります。
ただし、2週間以上経っても違和感が強い場合は再調整をおすすめします。

使用シーンに応じたメガネの使い分け
例えば「外出用」と「室内用」でメガネを分けることで、用途に最適な見え方を得られることもあります。

💡カーブに対応するレンズ(商品情報リンクあり)

●ベルーナ CVf ベルーナ CVf | 商品情報 – メガネレンズメーカー 東海光学株式会社

●ベルーナWR ベルーナWR | 商品情報 – メガネレンズメーカー 東海光学株式会社

●ベルーナHR ベルーナHR | 商品情報 – メガネレンズメーカー 東海光学株式会社

●ベルーナ SD ベルーナ SD | 商品情報 – メガネレンズメーカー 東海光学株式会社

🔍度数が変わったら柱が曲がって見える・地面が浮いて見える

このような違和感は、主に以下の要因によって引き起こされます。

👀レンズの度数や設計の変化による違和感

度数の変化(特に強くなった場合)
目が今までよりも「正確に」見えるようになることで、脳が以前の歪んだ見え方とのギャップに戸惑います。
特に近視や遠視の度数が大きく変わった場合、空間認識にズレが生じやすくなります。

乱視補正の追加・変更
乱視は「物の形や線が歪んで見える」原因です。補正が入ることで、今まで歪んでいたものが急に「まっすぐ」に見えるようになり、脳が違和感を覚えます。

レンズ設計の違い
例えば、非球面レンズや両面非球面レンズなど、設計が変わると周辺視野の見え方が変化します。
特に周辺部の歪みや拡大・縮小感が強くなることがあります。

🔄具体的な対処法

慣れるまでの時間を意識する
一般的には2〜3日から2週間程度で脳が新しい視覚情報に順応します。
この期間は、できるだけメガネをかけ続けることが重要です。外してしまうと慣れが遅れる場合も考えられます。

段階的に慣らす方法
違和感が強い場合は、まず室内だけで使用し、徐々に屋外や長時間の使用に移行するのも効果的です。

フィッティングの見直し
メガネの位置がずれていると、レンズの光学中心から外れて見てしまい、ゆがみが強く感じられます。

度数の再確認
2週間以上経っても違和感が消えない場合は、メガネ店や眼科で度数の再測定をおすすめします。
特に乱視の補正は微妙な調整が必要なため、専門家のチェックが有効です。

レンズ設計の変更も選択肢
非球面レンズが合わない場合、球面レンズや設計の異なるレンズに変更することで違和感が軽減されることもあります。

💡補足アドバイス

運転や階段の昇降など、空間認識が重要な場面では、違和感が強く出ることがあります。
慣れるまでは慎重に行動しましょう。
以前のメガネと交互に使うのは避けた方が良いです。脳が混乱し、慣れが遅れる要因になります。

📌最後に

違和感は「慣れ」と「調整」で解消する場合もあります。
焦らず、少しずつ新しい見え方に順応していきましょう!
それでも「なんか変だな」と思ったら、まずは購入店に相談をしましょう!
今回の内容が皆さまの快適な視生活の参考になれば幸いです。

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