こんにちは、東海光学お客様相談室です。
遮光眼鏡について、お客様から次のようなお問い合わせをいただくことがあります。
「目の病気によってレンズカラーが決まっていますか?」
「自分に合った遮光眼鏡のレンズカラーはどのように選ぶのか?」
「私にはどのような色(レンズカラー)が合いますか?」
「遮光眼鏡のレンズカラーは好きな色を選べばよいか?」
などといったお問い合わせをいただきます。
まぶしさを感じる方にとって有効にご利用いただける商品「遮光眼鏡」。
当初、遮光眼鏡は網膜色素変性により、まぶしさを感じる患者様へのまぶしさ緩和を目的に作られました。
現在では、網膜色素変性の方だけではなく、
まぶしさを感じるすべての方々に有効にご利用いただける商品として提供しています。
その遮光眼鏡を使用する上で重要なポイントがレンズのカラーです。
今回は遮光眼鏡のレンズカラーの選び方についてご紹介します。
ご注意
見え方や感じ方には個人差があり、
すべての方に同様の見え方が得られるとは限りませんのでご了承ください。

カラーによって個人差がある?
人が感じるまぶしさは個人差があり、見やすいと感じるカラーに違いがあります。
まぶしさの度合いも異なり、必要とするカラー濃度にも違いがあります。

カラーは誰が決めるの?
遮光眼鏡のカラーは誰が決めるのでしょうか。
遮光眼鏡のカラー選定は、実際に装用される方ご自身がトライアルキットを用いて試しながら行います。
さまざまなカラーを比較し、見え方やまぶしさの感じ方を確認しながら、
ご自身に合ったカラーを選んでいきます。
もちろん、眼科医療機関や眼鏡店ではカラー選定のサポートを行っています。
また、疾患に伴うまぶしさでお困りの場合は、
遮光眼鏡の活用についても含めて医師へご相談いただくことをおすすめします。
カラーを選定に使用する「トライアル」とは?
たくさんあるカラーの中からどのように選べばよいのでしょうか。
トライアルキットには複数のカラーが用意されており、
実際に装用しながら見え方を比較することができます。
カタログやカラーサンプルを見るだけでは分からない見え方の違いを、
実際に体感しながら確認できることが特徴です。


トライアルキットを保有している店舗について遮光眼鏡取扱店一覧をご確認ください。
取扱店情報_店舗検索_遮光眼鏡取扱店一覧
遮光眼鏡のカラーを選ぶときのポイント
専用のトライアルを使用して実際に体感することをお勧めいたします。
感じ方は個人差があますのでご使用されるシーンに合わせてお選びください。 

カラーを選定するときの注意点
まぶしさの緩和や、コントラスト感の向上を確認しましょう。
まぶしさを取り除いた後、物が白っぽくまたはぼやけて見えないかを確認しましょう。
コントラストとは物の明るさと暗さの差のことを指します。
例えば、
・道路の凹凸がわかりやすくなる
・車線や白線
・横断歩道
・点字ブロックなどがはっきりと見えるようになる
などを確認します。
遮光眼鏡を使用して改善が見られるかどうかをチェックしましょう。
暗くなりすぎず、疲れにくいか確認しましょう。
カラーが濃すぎると、まぶしさは軽減されても周囲が暗く感じられることがあります。
暗い環境では見えにくさや疲労につながる場合がありますので、
快適に使用できる明るさかどうかも確認しましょう。
実際の使用環境に近い場所で試しましょう
トライアルをする環境が実際の使用環境と似ていることが理想的です。
たとえば、屋内用であればLEDライトの下で、屋外用であれば実際に外で試してみましょう。
可能な限り晴れた日中にテストすることをお勧めします。
夜間の車のライトの眩しさをテストする場合は、夜間に屋外で行いましょう。
色の選択は、実際に使用する環境に合わせて行うことで、より効果的な色を選ぶことができます。
そのためには、
・看板を見る
・横断歩道を見る
など、具体的な目標物を設定して確認することが重要です。
これにより、より日常的な効果を実感していただけます。
車を運転する際に使用する必要があるかどうか。
運転時の使用を考えている場合は、選択するカラーに注意が必要です。
カラーによっては夜間運転に適さないものや、使用が推奨されないものがあります。
暗い環境では人の視力が低下し、信号や標識の誤認識のリスクが高まります。
そのため、視感透過率が75%未満のカラーは、夜間の運転や路上での歩行時には使用できません。
また、日中の運転においても、500nmまでの青色光をほぼカットするカラーは、
信号の誤認識を引き起こす可能性があるため使用すべきではありません。
運転を目的として使用される場合は、事前にご確認ください。
見た目の配慮が必要となる環境か確認しましょう。
遮光眼鏡は、視環境が向上することで生活の助けになり、
より安全に安心して暮らしていただくためのレンズです。
ただし、遮光眼鏡のレンズカラーには濃いカラーも多く含まれていることから、
職場や学校などでは、特に子供たちにとって、教師や他の生徒の理解が必要です。
見た目に大きな違いがない場合は、見られる側のことも考慮してカラーを選ぶことが望ましいでしょう。
参考動画:遮光眼鏡「レンズカラーの選び方」篇
トライアルを保有している眼鏡店へ行かれる前に
店舗によっては、トライアルキットの準備やカラー選定の対応に時間が必要な場合があります。
ご来店前に店舗へお問い合わせいただくと、よりスムーズにご案内いただけます。
また、
- どのような場面でまぶしさを感じるのか
- 普段どのような場所で使用したいのか
を事前に整理しておくと、カラー選びの参考になります。
自分に合ったカラーを見つけるために
遮光眼鏡のカラー選びで大切なのは、
「どのカラーが一番良いか」ではなく、「ご自身にとって見やすく快適に感じられるか」です。
そのためには、実際にトライアルキットを使用し、
普段の生活環境に近い状況で見え方を確認しながら選ぶことをおすすめします。
ご自身に合ったカラーを見つけていただき、
少しでも快適な視環境づくりにお役立ていただければ幸いです。