メガネレンズ
お客様相談室からのワンポイントアドバイス
ホームお客様相談室からのワンポイントアドバイス › 「夜間運転中のまぶしさ」が気になる方へ|レンズ選びのポイント

こんにちは、東海光学お客様相談室です。

当相談室には、夜間の運転に関して
「対向車のヘッドライトがまぶしく感じる」
といったお問い合わせが多く寄せられています。

この記事では、
夜間使用に適合するレンズ「夜間特化レンズ」および「遮光カラーレンズ」について、
選ぶ際のポイントや注意点をお伝えしていきます。

💡夜間運転でまぶしさを感じやすい理由

私たちの眼は、光がなければ物をみることができません。
周囲が暗い環境では、網膜に届く光の量が少なくなるため、
より多くの光を取り込もうとして瞳孔が大きく開きます。

その状態で、対向車のヘッドライトなどの強い光が急に入ると、
瞳孔や明るさへの順応が十分に追いつかず、
必要以上の光を取り込んでしまうことで、
まぶしさを感じやすくなります。

近年は、自動車のヘッドライトのLED化や高光量化が進み、
対向車の光を以前より強く感じる場面が増えています。

個人差はありますが、夜間の運転時に
「光がにじんで見える」「白く広がって見える」
「距離感がつかみにくいと感じる」
といった見え方を感じる方がいらっしゃいます。

🌙夜間運転で使用できるレンズの判断基準(JIS規格)

まぶしさ対策のレンズとして、レンズのカラー濃度で選びがちですが、
夜間運転に適したレンズかどうかは、レンズの“濃さ”だけでは判断できません。

カラーレンズの夜間運転については、JIS規格(日本産業規格)で次のように定められています。

視感透過率が75 %未満の眼鏡レンズは、
薄暮又は夜間における路上及び運転に使用してはならない

「視感透過率」とは人の目でどのくらい明るく感じるかという数値です。

一般的にカラーレンズの商品ページなどには濃度が表示されていることが多いですが、
濃度はレンズをどれだけ染めたか(色の濃さ)を表すものです。
夜間運転で使用できるかどうかを決めるのは「濃度」ではなく「視感透過率」です。

濃度が高いほど光を通しにくくなりますが、
同じ濃度25%でも色味(グレーかブラウンか、など)によって光の通り方=視感透過率が異なります。

そのため、濃度だけを見て夜間運転の使用可否を判断することはできません。

以下の東海光学公式ブログでは、視感透過率をテーマにした記事があります。
こちらも参考として是非ご覧ください。
視感透過率とは?|可視光線透過率・濃度との違いと夜間運転の目安

🔍夜間使用に配慮したレンズの種類

夜間特化型レンズ「NIGHT VIEW(ナイトビュー)」

「ナイトビュー」は、夜間の運転中、
対向車のライトやミラーの反射にまぶしさを感じる方におすすめです。

ナイトビュー:視感透過率87%
※カラーの画像はイメージです。
レンズには、淡い黄緑色の専用カラーを生地に練り込んでいます。


ディスチャージライトに加え、近年ヘッドライトの主流となっているLEDにも対応し、
2つの光源の波長を効率よくブロックすることが可能です。

「まぶしい」と感じる極端に強い光をブロックしながら、
暗いところで眼が認識しやすい光(暗所視比視感度の高い波長510nmの光)を透過するため、
視界を暗くせずにまぶしさを抑えます

📌実際に使用した感想

レンズ素材の見た目の色は “黄緑色っぽい” ですが、
レンズを通して見える視界は“ほんのり黄色っぽい” 印象です。

・実際に使用した帰宅時の道路では、いつも多くの対向車とすれ違いますが、
 車のヘッドライトや街灯の光がやわらかく感じられる印象でした。
・路面に反射する光も大幅に緩和されて、
 路面の表示(停止線や止まれの文字など)が見やすいと感じました。
※個人の感想です。使用環境により感じ方は異なります。


以下の東海光学公式ブログでは、「ナイトビュー」をテーマにした記事があります。
こちらも参考として是非ご覧ください。
夜間運転の新しいお供🚗✨ナイトビューでまぶしさ対策! | 東海光学公式ブログ

遮光眼鏡「CCP400」シリーズ

遮光眼鏡は、まぶしさを感じやすい方に向けて作られたレンズです。
まぶしさをやわらげ、明るさを感じられるように設計されており、
コントラストを高めるため、夜間での使用もおすすめです。

「遮光眼鏡」の中でも、日常シーンから夜間の運転まで幅広いシーンで使える、豊富なカラーバリエーションが揃った「CCP400」。
夜間運転に使用できるカラーは8色あります。
※レンズ条件:屈折率1.60 PGC以上の場合


※各カラーの画像はイメージです。
カラーごとに特性が異なりますので、選択肢が広がります。

📌実際に使用した感想

私は「AC」に最も効果を感じました!
黄色系の明るいカラーで、車のヘッドライトの「青白くギラつく光」を落ち着かせながら、
視界全体をパッと明るく感じられるように感じました。

・暗くならずに明るく、コントラストの向上を感じ、路面が見やすく思えました。
・CCP400シリーズの中でもカラーによって、
「夜道の白線の見え方にコントラストを感じられるカラー」
「車のヘッドライトや街灯の光がやわらかく感じられるカラー」
など見え方の印象に違いがみられ、実際に見比べることの大切さを実感しました。
※個人の感想です。使用環境により感じ方は異なります。



❌ LG(グレー系)が夜間使用に向かない理由
グレー系CCP400 「LG」の夜間使用に関して、お問い合わせをいただくことがあります。
「LG」は視感透過率が75%以上ですが、
グレー系の特徴としてまぶしさを感じる光も明るさを感じる光も均等に吸収することから、
視感透過率を満たしていても、視界が暗く感じられやすい傾向があります。
全体的に透過率が下がり暗く感じられる可能性があるため、夜間での使用は推奨していません。

✨まとめ

夜間運転時のまぶしさ対策としてレンズを選ぶ際は、
色の濃さだけで判断するのではなく、
夜間でも明るさを感じられるか、コントラストが自然に保たれるかといった点が重要になります。

東海光学では、こうした夜間特有の見え方に配慮したレンズとして、
夜間特化型レンズ「NIGHT VIEW(ナイトビュー)」や、
遮光カラーレンズ「CCP400」シリーズをご用意しています。

「NIGHT VIEW(ナイトビュー)」は、夜間にまぶしさを感じやすい光に配慮しながら、
視界を暗くしすぎない設計を目指したレンズで、対向車のヘッドライトが気になる方に選ばれています。

遮光カラーレンズ「CCP400」シリーズは、まぶしさのやわらぎや明るさ、コントラスト向上を感じる商品です。

ご自身の見え方や運転環境に合わせた選択が可能であり、
夜間運転時の見え方には個人差があるため、
どのレンズが適しているかは実際に確認することが大切です。
夜間の使用シーンを想定しながら、ぜひ取扱店にてご相談ください。

本記事が、東海光学の夜間対応レンズをご検討いただく際の参考になれば幸いです。

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