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ホームニュースリリース › ヘッドセット型脳波測定装置 TOKAI Orb 上位グレード製品発売 ~実験アイデアを手間なく実現~

東海光学(株)は、基礎医学研究用機器「ヘッドセット型脳波測定装置 TOKAI Orb(トウカイオーブ)」の上位グレード製品として、TOKAI Orb TO-601を発売いたします。本製品は6ch(チャンネル)トリガー受信ユニットを搭載し、同時発売の6Ch Air(チャンネルエアー)トリガー送信ユニットTO-U601と組み合わせてお使いいただくことで、6chの入力信号に対して時間的に同期した脳波を容易に取得することができます。これにより、TOKAI Orbと、複数チャネンネルの刺激提示装置や脳波以外の生体情報計測器などの既存の研究設備を組み合わせた計測の可能性が広がり、実験アイデアを手間なく実現できることが期待できます。

本機器は、9月1日に発売、第23回回日本感性工学会大会(2021年9月2-4日、オンライン)で展示いたします。


製品発表日 2021年9月1日(水)
発表学会 第23回日本感性工学会大会(2021年9月2~4日)
開催場所 オンライン開催
発表製品 ヘッドセット型脳波測定装置  TOKAI Orb TO-601
6Ch Airトリガー送信ユニット TO-U601


【背景】
東海光学では、2020年年11月に眼鏡分野に限らず活用可能なヘッドセット型脳波測定装置TOKAI Orb TO-101を発売し、基礎医学研究用機器としてご提供して参りました。そのような中、「既存の研究設備(刺激提示システムや脳波以外の生体情報計測機器など)と組み合わせて手間なく実験を行いたい」というご要望を多く頂きました。今回の上位グレード製品、ヘッドセット型脳波測定装置TOKAI Orb TO-601と6Ch Airトリガー送信ユニットTO-U601は、そのようなご要望にお応えした第2弾の製品となります。

【本機器の開発につきまして】
ヘッドセット型脳波測定装置TOKAI Orb TO-601は、内閣府 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT、山川義徳PM)のPM直轄グループとして自然科学研究機構生理学研究所、東海光学株式会社、株式会社ミユキ技研、日本医科大学の研究グループで採択され、研究開発を行った成果を活用しています(2015.5~2019.3)。
また、6Ch Airトリガー送信ユニットTO-U601は令和元年度あいち中小企業応援ファンド新事業展開応援助成金の助成を受けて開発した成果を活用しています。(2019.10~2020.9)

【今後につきまして】
東海光学は、ヘッドセット型脳波測定装置のご提供や共同研究の推進で、脳科学分野で大学・研究機関等の研究者の皆様と共創を深め、脳科学の学術分野の発展や産業応用の推進に貢献して参ります。

装置外観(TO-601(右)およびTO-U601(左))


<一般の皆様へ>
本件に関するお問い合わせは、「脳科学」に関するお問い合わせよりお願いいたします。
本装置は基礎医学研究用機器として大学・研究機関の研究用にご提供をするものです。一般の方にご購入頂くことはできません。

<大学・研究機関の研究者の皆様へ>
本装置は基礎医学研究用機器です。臨床用途にお使いいただくことができません。
ヘッドセット型脳波測定装置「TOKAI Orb」の紹介及びサポートページはこちらです。

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