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ホームニュースリリース › 全3工場で埋立廃棄物ゼロを同時達成

このほど全工場(本社工場、鴨田工場、薄膜事業所 全て岡崎市内)において、事業所から排出される産業廃棄物の再資源化率99%以上を達成し、7月1日にゼロエミッション宣言を行いました。

環境活動は企業が果たすべき社会的責任(CSR)の1つであり、当社では、平成15年に全工場におけるISO14001の認証取得を終えるなど、従来より環境マネジメント活動を積極的に展開して参りました。今回、埋立処分ゴミの削減を第一に考え、ゼロエミッションを「全工場から排出される産業廃棄物のうち埋立ゴミとして最終処分場に持ち込まれる量を1%以下にした状態」と定義し、昨年10月より全社員で3R(リデュース、リユース、リサイクル)活動を中心にその達成に取り組んで参りました。その結果、全工場で昨年9月に35,380kg(52.2%)あった埋立処分ゴミを本年5月末に470kg(0.7%)にまで削減することができ、ゼロエミッションを達成しました。

主な活動内容としては、プラスチック廃棄レンズやレンズを切削した時のカスなど廃プラスチック類は製鉄関連企業の高炉の還元剤として利用します。また、ガラス廃棄レンズやプラスチックレンズを作るときに使用するガラス型のモールドなど廃ガラス類は亜鉛精錬企業で珪素の代替として利用するなど、社員一人一人が廃棄物の分別を徹底することで、今まで埋立処分していたものすべてが再資源化できるようになりました。

今後は、いらないものは「買わない・使わない・入れさせない」のリフューズ(拒否)を重点に取り組み、更なる廃棄物の削減と、可燃ごみ・生ごみのリサイクル化を達成し、平成19年度中に工場からの廃棄物をゼロとする“完全ゼロエミッション工場化”を目指します。

今までの環境負荷低減活動および投資設備

  • コージェネレーションシステムの導入(2003年4月)
  • 第5次水質総量規制に対応した合併浄化槽への改修と全窒素・全りんの自動測定装置の導入(2003年4月)
  • 530リッポーメートル/日の処理能力をもつ排水処理施設の増設(2001年10月)

東海光学は、今後も「地域社会、自然環境との共生・調和を実現する」を方針に全社員で環境活動を推進し、「環境にやさしい企業」を目指してまいります。

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