白内障
白内障とは何か?

白内障とは、目の病気の一つで、水晶体が混濁することによって起こる病気です。ここで、水晶体を簡単に説明しておきますと、水晶体とは、カメラで例えると、ちょうどレンズにあたるところです。水晶体は元々透明体で、年齢が進むにつれて黄褐色に変化したり、外傷など何らかの原因により、水晶体が混濁したりします。この黄褐色への変化や、水晶体の混濁が、ものをみるために必要とする光を遮ってしまい、ものが見えにくくなってしまいます。この様なことから起きる病気が白内障というわけです。

白内障の治療法は?

白内障の治療には大きく分けて二つあります。まず一つ目は薬物治療で、進行性白内障の進行阻止のために薬物を用います。しかし、薬物治療では、あまり効果は上がらないといわれております。二つ目の治療方法は手術療法で、水晶体を摘出し、水晶体の代わりとなる眼内レンズを入れるといった方法が多く採られます。

白内障の手術時間は?

白内障の手術時間はおおむね、30分から1時間ぐらいで終わります。また最近では、手術後に入院の必要も少なくなってきました。

白内障の手術前と、手術後では見え方が変わるの?

白内障手術前と、後で比較すると見え方は変わります。手術する前は、何となくぼやけて見えたり、かすみがちだった見え方が、手術した後でははっきり見えるようになります。しかし、それと同時にまぶしく感じることがあります。この症状を青視症といいます。

なぜこの様なことが起きるかといいますと、白内障手術前は、水晶体に色が付いており、ちょうどサングラスをかけていた状態で、そのサングラスを取り除いてしまったからです。私たちも普段、お天気のいい日にサングラスをかけていて、急にはずすとまぶしく感じることがあると思いますが、それと全く同じ事が起こっているわけです。また、水晶体を摘出することにより、今まで水晶体で吸収していた有害光線(紫外線)を吸収できなくなってしまい、目に悪い影響を与えることがあります。その予防として、紫外線カットを施したメガネをかけたり、専用のまぶしさと紫外線を有効に防ぐフィルターレンズや、サングラスを使用するとよいでしょう。なお、最近では、眼内レンズにあらかじめ紫外線カットの加工を施したものや、色の付いた眼内レンズも発売されておりますので、どれを使用するかは眼科の先生にご相談ください。

○ 白内障手術前の見え方
白内障手術前の見え方イメージ
白内障とは眼の中の水晶体が茶褐色になり霧のように視力が低下し、極端な場合は明暗がわかるだけになってしまいます。

○ 水晶体を摘出し、眼内レンズを移植した時の見え方
眼内レンズを移植した時の見え方イメージ
白内障手術により眼内レンズを挿入し、見え方の改善が行なわれても、まぶしさやぎらつきが残る場合があります。

○ 遮光レンズ装用時の見え方 (CCP400使用時)
遮光レンズ装用時の見え方イメージ
遮光レンズをご使用いただくことで、まぶしさやぎらつきによる不快感を緩和し、自然な見え方を取り戻します。

【写真はイメージです】