お客様相談室からのワンポイントアドバイス
ホームお客様相談室からのワンポイントアドバイス › 紫外線(UV)の眼への影響とその対策

東海光学お客様相談室です。

時期的なものもあると思いますが、目の紫外線対策についてのご質問が多くなってきましたので、少し紫外線の影響についてまとめさせていただきます。

ご質問いただく方々の紫外線対策の目的は大きく2つに分けることができました。

1.眼疾患の進行を少しでも遅らせるための紫外線対策

※ご質問例
現在黄斑変性(あるいは緑内障など)になりかけと診断されましたが、対策としては紫外線や青色光線などの刺激のある光を避けるように言われましたがそのようなレンズはありますか?
参考:https://www.eyelifemegane.jp/shade/qa/

2.健康保持や予防のための紫外線対策

※ご質問例
白内障やシミなどは紫外線が影響すると聞きました。サングラスの中にも紫外線をカットできないものがあるらしいですが、どんなレンズにしたらいいですか?

これらのご質問にも関係する紫外線に関する気になる点も3つあげさせていただきます。

1.白内障の原因の約20%は紫外線である。
2.18歳までに生涯の大半の紫外線を浴びていることになる。
3.直接の肌だけではなく、眼から入る紫外線でも日焼けのような肌のシミ・シワの原因になる。

そもそも紫外線は短い波長の眼には見えない光になりますが、短い波長の光ほどパワーがあり、人体への影響が大きくなります。上記のような眼病予防やお子様へのケア、また美肌対策としても、より効果的な紫外線対策が必要です。そこで結論ですが、

1.カラーレンズ・無色レンズに関係なくUVカット機能付レンズに。

※現在はほとんどのメガネレンズがUVカット機能付きになっていますが、市販サングラスの中にはカット率の低いものもございますので表示をご確認ください

2.眼病予防のためには紫外線だけではなく、可視光線の中でもパワーのある短波長の光(青色光線)を抑える遮光眼鏡のレンズが目にも優しくお勧めです。

遮光眼鏡のレンズは濃いカラーであってもサングラスのように暗く感じることなくまぶしさを軽減します。遮光オーバーグラスが今おかけのメガネの上から着用できるので手軽で便利です。

3.お子様だからこそUVカットレンズに。

※弊社のプラスチックレンズは、一部を除きUVカット標準になります。

今まで考えているようであまり考えてなかった「眼の紫外線対策をしよう」と思われた方は、ぜひご検討ください。

2011年 7月 初版
2024年 1月 更新

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